園長挨拶
あいさつ
台東区立根岸幼稚園のホームページをご覧いただきありがとうございます。
根岸幼稚園は明治22年に開園し、今年度137周年を迎えます。
鶯谷駅から歩いて3分、根岸小学校と併設している幼稚園です。
近隣には上野恩賜公園があり、子供たちは動物園や博物園で様々な直接体験をします。
十月の櫻咲くなり幼稚園
この句は正岡子規が根岸幼稚園を詠んだ句です。正岡子規は近所から聞こえる可愛らしい子供たちの声に誘われこの句を詠んだのではないでしょうか。
根岸幼稚園では、子供たちが自分の感じたことを自然に五七五のリズムにのせて歌う俳句の会を催します。
あきかぜにもみじだんすのおとがする
かぜうたうキャンプはじめてなつのふじ
かわあそびはじめのいっぽにあせがひく
など、子供らしい素敵な作品が出来ました。
また保護者の方も俳句を作っています。
木枯らしとゴールテープを駆け抜ける 捺月
冬日の裾子の背丈ほどに伸びしや こま
朝露や子の宝石は枝や葉に 雪うさぎ
湯けむりの中に安らぐ秋の星 小太郎
青空とランドセル走る桜坂 下町風月
東京藝術大学の学生が幼稚園を訪れ、気軽に楽器を演奏してくれるミニコンサートを行います。
バッハ モーツアルト エルガーなどのクラシックや映画音楽を演奏します。
子供たちは間近で演奏の様子を見て、豊かな楽器の音色を聴くことが出来ます。
三味線や鼓のミニコンサートでは雛鶴三番叟や木遣りなどを身近に聴いています。
子ども農園では、今年度雑司ヶ谷ナスや小松菜などの江戸野菜に挑戦します。少しずつ種類を増やしていこうと考えています。
そのほかにもビワとカキを毎年収穫し味わっています。
ビオトープは夏は春はダンゴムシやハサミムシが切り枝のおうちに集まり、夏はトンボが水場を求めてやってきます。秋はたくさんのカキの葉が落葉し、冬は氷が張って子供たちは季節ごとの関わりを楽しんでいます。
根岸幼稚園が1番大切にしていることは、自らやりたいことを選んでする遊びの時間です。そのために、先生方は子供たち一人一人が遊び出せるように、毎日丁寧に環境を準備しています。自分の始めた遊びが面白く展開していくこと、一緒に遊ぶ友達と試行錯誤しながら仲間の存在を感じることが日常生活の柱となっています。ですから、学級や園全体で取り組む行事でも自分たちのしたいことを十分に実現できる力の基礎が育ちます。
今日も根岸幼稚園の子供たちは目をキラキラさせ、ワクワクしながら遊んでいます。幼児期に大切なことは遊びを通して育まれます。お家の方々、地域の方々がそれを支えてくださる笑顔あふれる幼稚園です。
園長 渡邉 美和