朝の預かり保育の後、「アイドルプリキュアになるんだ」と言って一目散にプリキュアになるための衣装作りをしている子がいました。

はじめは「プリキュアの塗り絵をする」と言っていたいたのですが、すぐには塗り絵が準備できないことを伝えると、学級の友達から「衣装作ったらいいんじゃない」と提案されて「そうだね」と一生懸命スカートにリボンを貼っていました。

自分でうさぎ組の前にステージを作り、「うさぎ組さんとぞう組さんにお客さんになってほしいの」と言って、音楽に合わせて踊っていました。

隣で同じように踊る友達も増えました。

しばらく踊って片付けた後、すぐに「その巧技台使いたい」と他の子が言い、部屋の中で同じようなアイドルショーが始まりました。

保護者の方に伝えると、朝からプリキュアになると話していたとのこと。

「これをしたい」という思いをもって登園し、それを自分なりの方法で実現できるようになっていることに成長を感じました。

そして友達のやりたいことを受け止めたり、楽しんでいることをよく見て「私もやりたい」と思たりするところにも成長を感じました。

ぞう組が「どんぐり虫が出てきたよ」と教えてくれました。

その前に図鑑も見せてくれて、「あのね、これどんぐり虫っていうの」と話していたので、「本当にいたんだね」と喜びもひとしおです。

そのあと「もう一匹いたよ」と見せてくれました。

「この後、さなぎになるんだよ」ということも教えてくれて、異年齢の関わりのよさを感じました。

台東区立根岸幼稚園　３歳児　ことり組