今日の出来事

生活発表会

公開日
2022/12/09
更新日
2022/12/09

今日の出来事

先週、土曜日に『生活発表会』を開催しました。

年少ことり組は表現遊び「おいしいぱんをどうぞ」、年中うさぎ組は劇遊び「どきどきもりのだいじけん」歌「ふしぎなポケット」「わらいごえっていいな」楽器遊び「さんぽ」年長ぞう組は劇「ノラネコぐんだん きしゃぽっぽ」歌「カレンダーマーチ」「こころはればれ」合奏「ドレミの歌」を披露しました。

年少ことり組は初めての生活発表会でしたが表現あそび「おいしいパンをどうぞ」の中で、ゾウ、ウサギ、コトリになって自分なりに伸び伸びと動き、パン屋のぶーさん役の先生とお話をしたり、パンを作ったりして遊びました。

うさぎ組は劇遊び「どきどきもりのだいじけん」では、普段から遊んでいた魔法使いや忍者になって、いちごがケーキになる魔法や忍法クモの巣くぐりの術などをして遊びました。技が決まった時にお客さんからたくさんの拍手をいただき、うれしそうでした。4歳になると、昨年の経験も少し覚えていてお客さんに見られていることが分かるようになり、緊張して普段は楽しく遊んでいる子も表情や動きが硬くなってしまうことがあります。“周りから見られていてドキドキするけれど、頑張ったらお客さんが喜んでくれた”という経験が子供たちの自信になっていきます。はじめのことばや歌、合奏でも、“ドキドキしたけど友達と一緒だったからできた”という経験ができたのではないでしょうか。

ぞう組の劇「ノラネコぐんだん きしゃぽっぽ」は普段から大好きな『ノラネコぐんだんシリーズ』の絵本をもとにストーリーを考えました。子供たち一人一人がお話の流れが分かり、その流れに合ったセリフを考えたり、登場人物の状況や心情を考えたりしながら表現することを楽しんでいました。また、劇に必要な帽子や小道具・大道具も自分たちで考えたり工夫したりして作っていました。シナリオやセリフの割り当てもないので、当日は友達の状況や言葉を感じながら演じていく必要があります。3年間一緒に遊んできた仲間だからこそできることなのではないでしょうか。
合奏「ドレミの歌」は一人3つの楽器を担当しました。年長の合奏で大事にしたいことは、曲全体のイメージをもち、友達の音を聞きながら自分の楽器の音の大きさや鳴らし方を考え、みんなで一つの曲を創りあげていく達成感を感じることです。ハンドベルでは、友達の音の余韻を感じながら速くなったり遅くなったりしないように、タイミングを計りながら鳴らしていました。タンブリン、カスタネット、トライアングル、スズ、ボンゴなどは友達と音が重なるように、大太鼓や小太鼓、シンバルは全体を考えてあまり大きな音にならないように、木琴や鉄琴はよい音が響くようマレットをジャンプさせるようになど、ぞう組の合奏をすてきにしようと創りあげていく楽しさを感じながら合奏をしていました。

この会を「劇発表会」や「お遊戯会」ではなく『生活発表会』としているのは、普段の生活や遊びの様子を見ていただき、子供たちの学びや成長を感じていただきたいという思いからです。今年の生活発表会でも、普段の生活や遊びと同じように、子供たちが自由に伸び伸びと表現する姿、楽しんでいる姿がたくさん見られたと思います。ご来賓の皆様、保護者の皆様、『生活発表会』でのたくさんの拍手、応援ありがとうございました。

残り少ない2学期ではありますが、まだまだ子供たちと一緒に楽しく生活や遊びを進めていきたいと思います。