きくぐみさん ありがとう!
- 公開日
- 2022/03/10
- 更新日
- 2022/03/10
ようちえんニュース
先日、感染症対策を講じながら、広い体育館で短時間でお別れ会を行いました。
ありがとうの気持ちを込めて、
年少もも組は、お手紙入れを、
年中さくら組は、人数が少ないため1人2つの鉛筆立てを作ってプレゼントしました。
コロナ禍ではありましたが、情勢を見ながら、異年齢のかかわりがもてるように令和3年度を過ごしてきました。
その中で、きく組さんにしてもらって嬉しかったこと、一緒にして楽しかったこと、きく組さんってすごいなぁって思ったこと…そんな日々の'点'が、お別れ会を通して、少し"線"となり、感じられるといいなぁと思っていました。
プレゼントをいただいたきく組さんは、「去年、ぼくたちもプレゼント作ったね」「ピンクだけど、ぼくたちのために作ってくれたから、ぼくピンク嬉しいよ」などという声が聞かれ、しっかりと幼稚園生活が"線"となり、表れているなぁと嬉しくなりました。
きく組さんからは、抜き打ちで、年少年中組に、メッセージをインタビューしました。
「うんていがんばってね」「お当番がんばってね」「ごはんいっぱい食べてね」「先生のお話ちゃんと聞いてね」などなど…22人、誰もが違う言葉で、気持ちを表しました。
伝えたい思いがあるから、言葉が生まれますね。たくさん頑張ってきたことがあるから、その言葉があるのだと思います。
それを聞いた、年少年中の子どもたちが、「きくぐみさんみたいになりたいな」と憧れ、大きくなることへの期待につながると嬉しいです。
このような姿は、
お別れ会という行事がやらされている中では生まれないものだと思っています。
先生たちが、たくさんの思い出と気持ちの掘り起こしをしたことにより、作られたプレゼントだからこそ、このような気持ちややりとりが見られたのだと思うのです。
1つ1つの活動を通して育まれる子どもたちの気持ちの成長が見られる行事となり、心があったかくなりました。