園日記

やごがトンボになった!

公開日
2021/06/30
更新日
2021/06/30

ようちえんニュース

先月、併設の平成小学校でたくさんのヤゴを捕まえたと聞き、
お兄さんお姉さんのクラスに行って、ヤゴを見せていただきました。
下さることになり、幼稚園でも育ててみることにしました。

トンボになるのか!?半信半疑の飼育。
いつも見えるのは、ヤゴの抜け殻だけ。からっぽ。
トンボになったのかもなーーーって想像だけしていました。

そんな日が続いた中、、、、

枝に登り、やごのからを脱ぐ、ヤゴの姿!いや、トンボらしいぞ!
興奮し「せんせーい、トンボがやごになった!!」と訳がわからぬ報告。笑
そこから4時間ほどの変化を見守りました。

羽化したてのトンボを見て、子供たちは、
「色がちがうねぇ。透明みたい」
「ピクピク動いてる」
「目が変わってきた」
「羽の色が変わった」
「羽がおっきくなってきた」
隣のダンゴムシが気になる子も然り!「ダンゴムシ!」
と感じたこと、見たことを言葉にしていました。
「トンボ、がんばれーーー!!!」という応援も自然に出てきます。

ヤゴの飼育から、
自然にある色の美しさ、変化の不思議、自然の難しさ、
感じたことを言葉にすること、伝えたいという気持ち…
トンボの生長を言葉で暗記することでは得られない学びがあります。
この経験が、今後の学習の中で思い出され、不思議に感じたことの探究につながることを願って、、、。