日々の様子

みるくちゃんのお世話をしよう

公開日
2024/06/12
更新日
2024/06/12

金竜ニュース

5歳児ぞう組には生き物がたくさんいます。モルモットのみるくちゃん、カブトムシ、ダンゴムシ、カメなどなど…。子供たちはどの生き物もとてもかわいがっていて、グループ当番で進んできれいにする姿に、感心します。

モルモットのみるくちゃんのお当番は、手順も多くにおいもあってやや難しいのですが、仲間で協力して進めています。

そんな子供たち、今日はえさ用お野菜が入ったバケツを真ん中にして、少々意見が違っている様子。どうやら、「全部一度にゲージに入れたい」「いや、キャベツの上にニンジンをセットしてあげたい」と考えが分かれているようです。
一度に入れたい理由を聞いてみると「早く終わるから。」友達もその意見を聞いて「確かに…」

教師は「そういうことなんだね」と、互いに相手の意見に耳を傾けられるように橋渡しをするだけにして、あとは、子供たちに任せました。

結局子供たちは、「ニンジンをキャベツで巻く」という春巻き方式を新たに思いつき、みんなで納得して、野菜をあげて当番を終えました。

一人一人が自分の意見をもち、言葉で表し、互いに違うことが分かる。その上で、自分たちで一番良い方法を考えていく。その過程を、私たちは大切にしています。

時に意見が対立する小さな葛藤体験をたくさん重ねながら、ぞう組は、協力する力を身に付けていっています。そして、その中で見える彼らの力や柔軟性に、頼もしさを感じ、うれしい気持ちになります。