どろだんご つくりたい!
- 公開日
- 2025/05/26
- 更新日
- 2025/05/26
金竜ニュース
幼稚園では、子供たちが幼い頃から絵本に親しめるように、毎月個人用の絵本として月間絵本を購入しています。今月の絵本は「どろんこ どろっちょ」です。
先生に読んでもらった4歳児うさぎ組はさっそく、口々に「どろだんご つくりたい!」と言っていました。そこで、担任が泥団子ができるように土を用意したところ、それぞれに泥団子を作り始めました。しばらくすると、子供たちの手の中にはつやつやの泥団子が!実は3歳児クラスの時から、お砂場の砂で泥団子を繰り返し作っていたのです。その経験から、黒土と水が一緒になったぐちょぐちょな土でも上手に丸めて、乾いた「きなこ砂」をさらさらとかけて、きれいなお団子が出来上がったのでした。
泥団子づくりは子供たちにとって、とても魅力的で、学びも多い教材です。グチョグチョ、サラサラ、ツルツル、土のいろいろな感触が子供の感性や脳に刺激を与えてくれます。泥団子が固まるように、壊れないように、両手を使ってちょうどよい力加減を感じながら丸め、手先を動かす運動神経を調整します。「僕のはおおきいよ」「こんなに小さいの」「おんなじくらい」と友達と大小を比較しながら、大きさの感覚を学びます。これから、さらに水加減や壊れた時にどうすればいいか、など、夢中になって繰り返す中でたくさんの発見をします。泥の体験をたくさんさせてあげたいなと思います。