どうやってやっているのかな…~友達から学ぶ
- 公開日
- 2025/06/05
- 更新日
- 2025/06/05
金竜ニュース
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5歳児ぞう組は、チャレンジする運動遊びがブームです。長縄跳びや校庭の上り棒・鉄棒を、繰り返し楽しんでいます。写真の右の子が、友達が「足抜き」をするのをじっと見ていました。その後、自分も同じように鉄棒に足をかけて回ろうとしますが、足の位置が違うので「あれ?」回れない。もう一度、今度は足を腕の内側に入れて鉄棒にかけたらクルン!と回れて、「やった!」と思わずガッツポーズ。
その後は、「尻抜き」をする子を見て「えーっ?」と驚いた様子。また、じーーっと見て、もう一度リクエストして見せてもらって、その後に自分で試したら、クルン、できた!
5歳児になると、友達の動きをよく見て、参考にして取り入れながら、自分で試行錯誤するようになってきます。この一場面だけでも、たくさんのことが育っています。自分の体を自由に動かすことができる運動能力や回転感覚、友達の動きから自分の体に移して考えるボディイメージの育ちなどの「知識・技能の基礎」。友達の動きを取り込んで試すのは「思考力・判断力の基礎」、いろいろな技に挑戦したい気持ち、できた時の嬉しさと自信は「学びに向かう力」です。遊びの中には、いろいろな学びが詰まっていますね。
興味を持つタイミングは子供によって違うので、担任は一人一人が「やりたい!」と思ったタイミングで、好きな遊びの中で何度も挑戦できるように支えます。