すずかけ教室 利用の流れ
すずかけ教室(特別支援教室)は、特別な支援や指導を必要とする児童のための教室です。平成小学校を拠点とし、曜日ごとに5校を巡回して指導を行っています。利用する児童は、普段は在籍学級で学習し、児童の状態に応じて、学校内にある「すずかけ教室」で指導を受けます。
特別支援教室での指導を希望する場合は、一定の手続きが必要となります。
STEP 1 | 保護者が在籍校に、巡回指導について相談ください。ご相談は在籍学級の担任、巡回指導教員、特別支援教室専門員、スクールカウンセラー等、どなたにご相談いただいてもかまいません。 |
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STEP 2 | 特別支援教室利用の「相談申込書」を在籍校に提出してください。 |
STEP 3 | 在籍校で校内委員会を開き、校内での必要な支援と対応について話し合いを行います。(保護者の出席は必要ありません。) |
STEP 4 | 校内委員会で特別支援教室での支援が必要であると判断されましたら、学校から区に申し込みを行います。 |
STEP 5 | 区の教育委員会学務課にて、面談と発達検査を受けます。発達検査を受けることで、子供の学び方のタイプなどが分かり、より適した指導・支援の仕方を考えることにつながります。 |
STEP 6 | 巡回指導教員が授業観察を行います。 |
STEP 7 | すずかけ教室で巡回指導教員と面談や学習を行います。 |
STEP 8 | 通級相談委員会で、特別支援教室での指導が必要か否かを総合的に判断致します。通級相談委員会は、特別な支援を必要とする子供を支援するために、教育・医療などの支援者で構成する専門委員会です。 |
STEP 9 | 通級相談委員会の結果に基づき、指導を始めます。なお、STEP 8の結果、特別支援教室以外の学びの場を紹介することもあります。児童一人一人が伸び伸びと小学校生活を送れるよう、学校全体で取り組んでいきます。 |
すずかけ教室の対象となるお子さん
東京都教育委員会の基準で、通常の学級での学習におおむね参加できるが、次のような様子が見られ、特別な指導を必要とする児童が対象とされています。
(例)こだわりが強い、落ち着きがない、おしゃべりが止まらない、手先が不器用である、集団活動や他の子どもに合わせることが苦手、相手の気持ちを考えずに行動してしまう、「読む」「書く」「聞く」「話す」「計算する」「推論する」といった能力のうち、特定のものの学習に困難が生じる
掲載内容についてご不明な点等がございましたら、各学校のすずかけ教室又は台東区教育委員会学務課 通級相談員までお問い合わせください。