日頃より本校の教育活動に御理解と御協力をいただき、ありがとうございます。

台東区教育研究会研究授業がありました

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6月5日(水)

私たち教員は、それぞれが国語や算数、総合的な学習の時間や特別活動など、台東区教育研究会小学校部会の教科等部会に所属し、指導技術を向上させています。
毎月1回の部会があり、年間3回の研究授業が行われます。
この日は文部科学省から、「特別の教科 道徳」の教科調査官の先生を講師としてお招きして。今年度1回目の研究授業が行われました。
本校では、道徳の授業が5年生の教室で行われました。
この授業では45分間、どのような状況であっても前向きによりよく生きようとすることについて考えました。
学習材となったのは、2004年アテネパラリンピック、2008年北京パラリンピック、2012年ロンドンパラリンピックに出場したアスリートの生き方をとおして自己をみつめられるような資料でした。
子供たちは、このアスリートが苦難を乗り越えて自分らしく生きていこうとする姿についてじっくりと考えていました。
自分自身を振り返る場面では、
「運動会でダンスリーダーになれませんでした。そのときはずっと嫌な気持ちでした。でもそのままだったら運動会に楽しく参加できないと思い、また頑張りました」
といった声が聴かれました。
授業の最後には、
「私は小さなころからピアノを習っていました。発表会で演奏をしたり、学校ではみんなの合唱の伴奏をしたりしていました。でも中学校に入ると私よりも上手な人がいて、伴奏をしたりすることができなくなりました。そのときは、その曲(伴奏)を聴くのも嫌な気持ちでしたが、自分はピアノを弾くことが好きなんだ。ピアノを演奏しているその環境の中にいるのが好きなんだということに気付き、またピアノを弾き始めました」
という担任の先生の子供の頃のお話がありました。
とても素敵な45分間でした。
子供たちは頑張りました。
先生も頑張りました。
教科調査官の先生からもたくさんのお褒めの御言葉と激励をちょうだいしました。

(付け足し)
この学級には来日して間もないお子さんが在籍しているのですが、そのお子さんに対して常に隣に座っているお子さんが通訳をしてくれたり、担任の先生がアプリの翻訳機能を使って支援したり、前もって個別にプリント(本文が翻訳されたもの)が用意されていたりと、とても温かい雰囲気の中で授業が行われました。

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