１２月５日（金）

東京都には様々な教員研修の場があります。

東京教師道場もそのひとつで、２年間にかけて他校の教員と共に授業力の向上を目指します。

本校には算数科の教科で研究を進めてきた教員が在籍しています。

この日、その２年間の研究成果を発表する機会がありました。

子供たちはこれまで学んできた内容をもとに考え、問題解決に取り組みました。

授業には、ここまでやれば「正解」というものはありません。

どのような学習材を扱えば、子供たちの学びに対する関心や意欲は高まるのか。

45分間の授業で子供たちにどのような力を身に付けさせたいのか。

「誰一人取り残さずに」これからの時代を幸せに生き抜く資質や能力を育むために、小学校段階で身に付けさせておくべきはなにか。

教員はいつも考えながら授業力の向上を図っています。

この日２年間の東京教師道場での学びを終えた教員は、この先長く続く教員人生で数多くの子供たちとの出会いがあるでしょう。しかし、この２年間を共に学び、成長し続けてきた経験は特別なものがあると思います。

２年間、誠実に学び続けてきた先生と、その思いに応えようと頑張ってきた子供たちに心から拍手を送ります。