校長挨拶

令和7年度 創立120周年 スタート

校長 山宮 秀和

 新入生20名を迎えて令和7年度がスタートしました。本年度は、明治39年の創立以来、120周年の年となります。地域の皆様に支えられてきた伝統を受け継ぐとともに、新たな時代に生きる子供たちを育てるために、力を尽くしてまいります。

 令和7年度は、昨年度までに引き続き、「Well-Being(幸せ)の理念の実現を目指して」を学校経営の基本方針とします。

 Well-Beingは、幸福で肉体的、精神的、社会的すべてにおいて満たされた状態であるといわれています。「社会的」つまり、自分だけでなく、自分をとりまく社会全体も自分と一緒に幸せになることを目指すということです。

 学校では、一人一人の育ちを大事にするとともに、みんな、つまり、自分をとりまく周りの人々と一緒に育っていくことを、併せて大事にしてきたいと考えています。120周年記念の取組が、自分の育ちと、みんなの育ち、Well-Beingにつながればと考えています。

 本年度も、どうぞ、よろしくお願いいたします。

 千束小学校は、明治39年5月21日 東京市千束尋常学校として開校しました。千束の名は、豊かな田んぼから刈り取られた稲の束の広がりに由来するそうです。関東大震災・東京大空襲の幾多の困難を乗り越え、地域・保護者方々の熱い思いに見守られ、今日に至っています。



墨田の水は やがて大海 世界の海へ

 昭和27年に制定されました校歌(勝 承夫 作詞 中山晋平 作曲)の一節にあるように、本年で創立109年を迎える歴史と伝統ある本校から輩出された15239名の卒業生は、社会の第一線で活躍されています。

どんなに世の中が変わり社会が変化してもよりよく生きたいという子供たちの願いは変わりません。そして、その願いを実現させるのが教育であり学校の力です。これからも、千束の子供たちが夢を抱き、夢に近づくことができるように校長として尽力して参ります。

皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。



本校の教育目標

人間尊重の精神をふまえ自ら考え正しく判断し、主体的実践に取り組む人間性豊かな児童の育成を期する

・明るくたくましい子

・深く考え 最後までやりとげる子

・思いやりのある 心の豊かな子


令和7年度 文部科学省人権教育研究指定校として、人権教育の視点を明確にした教育活動を推進します。

学校経営系計画・学校評価表


(準備中)

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