第3学期(第6週):3日目です!その6
- 公開日
- 2023/02/15
- 更新日
- 2023/02/15
できごと
■2月15日(水)
午後になりました。
2階、3年生のフロアでは「学年道徳」のようですね。
教材は「卒業文集最後の二行」。
『もう大人になった私の苦くつらい思い出です。
小学生の頃、クラスに身なりの汚い女の子がいました。母を亡くし、2人の弟の世話しています。父は魚の行商をやっています。
いつもクラスメイトから「きたない」「くさい」「風呂に入れ」「近寄るな」といじめられています。
小学校6年生の時、その女の子が席の隣になりました。彼女の成績は上位でしたが、私の方が少し上です。
国語の漢字のテストの時でした。私には、どうしても分からない漢字が2つありました。ふと隣を見ると、その女の子は正解を書いています。
私はカンニングをします。
テストの結果は、女の子はひとつ間違えて98点、私は100点満点でした。
女の子は、素直に「すごいね。」と言ってきました。
すると周りの子たちが、女の子が私の答案をカンニングし、よい点数をとったのだろうと騒ぎ出します。
はじめは黙っていた私も、つい調子に乗って「そうだ!そうだ!」と言ってしまい、女の子は泣き出してしまいました。
そして卒業・・・。
私は、卒業文集に載った女の子の作文を読み、最後の二行に息をのみました。
「・・・私が今一番欲しいのは母でもなく、本当のお友達です。そしてきれいなお洋服です」。
この二行に、女の子の思いの全てが込められていると、私は感じました。卒業文集を読んだ日の夜、私の枕は涙で濡れていました。』
いかがでしたか?皆さんは何を感じましたか?