第3学期(第9週):5日目です!
- 公開日
- 2023/03/10
- 更新日
- 2023/03/10
できごと
■3月10日(金)
今年もやってきました。明日は3月11日。
2011年(平成23年)3月11日(金)午後2時46分に東北地方太平洋沖地震が発生。この地震による災害と、地震に伴う福島第一原子力発電所の事故による災害が「東日本大震災」です。
宮城県・福島県・岩手県の3県を中心に大きな被害をもたらした「東日本大震災」。地震や津波、火災などによる死者や行方不明者は約21,000人と言われています。
「東日本大震災」から12年を迎えようとしている今、被災地の復興は着実に進んでいる一方で、時間の経過に加え、新型コロナウイルスの感染拡大により、被災地への関心は薄れ、震災の記憶の風化が進んでいます。
そのため、今年も、震災の風化防止と支援の継続、犠牲者の慰霊と復興への思いを込めた、様々な「東日本大震災」の風化防止イベントや追悼行事などが開催されています。
一方、私たち人間は、時間の経過とともに、多くのことを忘れる生き物です。
どんなに苦しかったことや、悲しかったことでも、時間が経てば少しずつですが記憶が薄れていくものです。それは決して悪いことでは無く、そうすることで新しい経験をすることができ、新しい喜びや幸せを感じることができるようになるのとも言えます。
極端に言えば、人間は忘れないと、将来に向かって生きていくことができない生き物であるということです。
「震災の記憶を風化させてはならない。」
これが大切なことであることは間違いありません。
しかし、残念ながら、記憶は風化します。本当の当事者でなければ、「忘れないために、想い続ける。」というのは無理とも言えます。
ではどうすればよいのか?
「忘れていても思い出せばよい。」「何かをきっかけにして、あらためて思い直すことができればよい。」と考えるしかありません。
東日本大震災の発生から12年。震災当時を知らない世代も増えてきました。
一方、南海トラフ地震や首都直下地震など、巨大地震が30年以内に発生する確率は70%以上とされ、引き続き災害への備えが必要であることは間違いありません。
明日の3月11日(土)。
忍岡中学校でも、「東日本大震災」で犠牲となった方々に哀悼の意を表すため、旗竿の先についている金色の飾りを黒い布で覆い隠し、黒いリボンを付けた「弔旗」を、昇降口の脇に掲げます。
震災を知る世代の人には「思い出すきっかけ」に、震災を知らない世代の人には「何があったのかを知るきっかけ」になることを願って・・・。