ぞう組のフラダンスショーを見せてもらった後、3歳児ことり組は、製作コーナーで紙を細長く切って自分なりにこしみのを作ろうとしていました。

その後教師がこしみのを作れそうな材料を出したところ「作りたい」とたくさんの子供たちが集まってきました。

ぞう組にカセットテープを借りて、部屋で踊っていると「外でも踊りたい」「ぞう組さんに見てほしい」と、公園で遊んでいたぞう組フラダンサーズさんを誘って踊りを見てもらいました。

その後の片付けの時間に「楽しかったね」と言う姿を見て『ぞう組みたいにやってみたい→自分なりにやってみたけれどうまくいかない→自分でこしみのできた→踊ってみたい→ぞう組にカセットを借りよう→自分で考えて踊りたい→部屋で踊れたから外でも踊りたい→ぞう組に見てほしい』という「やりたい」が実現できたので、「楽しかった」という充実感につながりました。

そして翌日は、登園してすぐに引き出しから昨日のフラセットを出して、身に付け踊り、ぞう組の先生に「見て」と言って見てもらった後、ぞう組と一緒にフラダンスを踊りました。

子供たちの「やりたい」は、すべてのパワーの源です。

これからも一人一人のやりたい気持ちを大切にしていきます。

台東区立根岸幼稚園　３歳児　ことり組