伸び伸びと表現する
- 公開日
- 2021/12/06
- 更新日
- 2021/12/06
金竜ニュース
12月6日
今日のりす組は、サルくんとおでかけするだけではなく、ストーリーの中で表現遊びを楽しみました。
好きな動物になって順番に出てきます。
好きな動物を選ぶので、日によってその役になる人数が変わります。
今日はパンダが多く、コウモリやゴリラが少なめ、ライオンは1人でした。
ところが、ライオンの登場では、うなり声を出したり、するどい爪を見せたりしながら堂々とライオンになっていたのです。
自分のやりたいことを選び、伸び伸びと表現できるのはすばらしいことだと思いました。
どんな表現でもすてき!と認められていたりす組、うさぎ組の時代。
ぞう組になると、表現を高めていくために、あえてダメ出しをすることもあります。
今日は楽器が音楽のリズムと合っていないのではないかというダメを出しました。
子供たちは「え?」という顔。
友達と考えたリズムは合っているのです。
「曲がこれくらいの速さで、みんなの楽器がこれぐらいの速さで、ずれていたんだよね」
と話すと、ああ!と納得し、音楽をよく聞きながら合わせようとしていました。
また、表現には身体をつかった表現だけでなく、「つくる」という表現もあります。
少しずつうさぎ組が劇遊びに出てくる帽子を作ったり、ぞう組は大道具、小道具を作ったりしています。
うさぎ組では学級活動で、先週作った靴下にサンタさんの飾りを折り紙で作ってつけました。
みんなで同じものを作ることで造形の技術が身につき、それがまた遊びに生かされていきます。
また、同じものを作るといっても、一人一人表情が違ったり、折り方の加減でフォルムが変わったりして、どことなくその子らしさが表れます。
作ることでも、伸び伸びと表現を楽しんでほしいと願っています。