ひとつのできごとから・・・
- 公開日
- 2021/12/14
- 更新日
- 2021/12/14
金竜ニュース
12月14日
ぞう組がツリーの飾り付けしました。
暗くして、「10、9、8…」とカウントダウンをし、点灯式をしました。
その声を聞きつけて、うさぎ組もやってきました。
キャンディーの飾りをそっとなめるふりをして、「これはレモン味!」と言っているのが
うさぎ組さんらしくてかわいらしかったです。
ぞう組は、りす組にも知らせに行きました。
あっというまにりす組が大勢見に来ました。
すると、「よかったら、私たちのツリーも見に来ませんか」と1人のりす組さんが誘ってくれました。
このお誘いの言葉、すごいですね!
「よかったら」という言葉、私「たち」という感覚、びっくりです!
ぞう組さんと一緒に見に行くと、壁に飾ってある自分の飾りを、次々と見せてくれました。
りす組では、今ツリーの形の飾りを作っているのですが、見ていると、「これはね、ライト」とクレヨンで描き足したり、色画用紙を持ってきて「これでライトを作る!」と作ったりしてました。
先生が用意した飾り以外にもこうやって自分で作っていく姿がとてもすばらしいと思います。
できあがったものは、もしかしたら見た目にはわかりづらいかもしれません。
しかし、やらされて作ったのではない、自分で作りたい、という気持ちが入っている造形物は本当にすてきです。
幼稚園で一番大事にしたいことが表れている姿だなととてもうれしく思いました。
大きなツリーを見たことも、「作りたい」「もっとこうしたい」という気持ちを引き出したのでしょう。
またツリーのそばでは、ぞう組さんがツリーの絵を描いていました。
絵の裏はスクラッチングの技法で描こうとしていたのですが、それを見てやりたがったりす組さんにも「いいよ」と受け入れて、一緒に描かせてあげていました。
さらに保育室では、さつまいものつるで作ったリースに飾りを作っていました。
丁寧に、思いをこめて作っています。
ツリーを飾る、という1つのできごとから、遊びがどんどん広がっていく様子がありました。