ドキドキワクワクスペシャルデーの裏話
- 公開日
- 2020/08/31
- 更新日
- 2020/08/31
金竜ニュース
先日のお楽しみ企画の裏話を少し。
(この内容は、子供たちには見せない、話さないようにお願いします)
毎年保護者の皆様が計画してくださっていたぞう組のお泊まり保育は、今年は新型コロナウイルス感染症予防のため、開催できませんでした。
例年のお泊まり保育では、夜、学校の廊下を使ってのお楽しみの時間があります。
そこで、今年は、お泊まり保育の代わりになるような、楽しい経験を!と思い、このお楽しみ企画「ドキドキワクワクスペシャルデー」を計画することにしました。
夏休みの間中、先生たちは自分の担当の場所の大道具や衣装などを、じっくりと作っていました。
合言葉は
「大人の本気を見せよう!」
です。
こわいところはとことん怖く、すてきなものは夢の世界のように…
そういうわけで、忍者やドラキュラ、妖精や幽霊が誕生しました。
併設の金竜小学校の校長先生に御快諾いただき、森の小道や校庭も使わせてもらえることになりました。
今年は創立55周年の年でもあるので、「キラキラ笑顔 ワクワク自然 未来へGO GO!金竜っ子」の言葉を組み込むことも決まりました。
終業式の日に、「どらごんとそのなかま」から手紙が届いたのも、そういうわけだったのです。(7月17日の記事)
こうして、当日の最後の最後まで、最後に食べるアイスは宝箱から出てくるようにしよう、竜の背中にトゲトゲをつけよう、と、より楽しめるようなアイディアを出し合いながら、準備を進めていきました。
家に帰ってから、ぞう組さんはいかがだったでしょうか。
始まる前に、少し不安で泣いていたぞう組さんは、4つの言葉を集めた後に、ドラゴンからもらったメダルを「宝物だよ」とつぶやいていました。
また、途中困って泣いていたぞう組さんには、友達が「一緒に行ってあげる」と励ましてくれて、笑顔でメダルをもらうことができました。
自分の力、そして、友達のパワーをもらってやりとげたことが、大きな自信になったのではないかと思います。
コロナだからできないこともたくさんありますが、コロナでもできること、コロナだからできることも、きっとたくさんあるはずです。
幼稚園では、教職員一同、力を合わせ、そういう楽しみをつくりだしていきたいと思います。
余談ですが、ドラゴンは「校長先生に似ていた」そうです。
やけに敬語で話してくれるな、と思ったのですが、そういうわけだったのかもしれません。