譲る、待つ。
- 公開日
- 2021/02/15
- 更新日
- 2021/02/15
金竜ニュース
2月15日
土曜日の深夜の地震は大丈夫でしたか?
被害にあわれた皆様に、心からお見舞い申し上げます。
幼稚園では、日ごろの安全指導のときや月に1回の避難訓練のときに「自分で安全な場所を考える」ことを大切に指導をしています。
(後日、詳しくお伝えします)
家の中でも、ここは棚が倒れてくる可能性がある、ここはガラスが割れたら危ない等、
危険な場所を常日頃から考えていくことが大切です。
この機会に、改めてお子さんと一緒に家の中を見回ってみてください。
さて、うさぎ組では、ぞう組の作った乗り物を借りて遊んでいます。
今日もタクシーやスワンが動き出しました。
空になったスワンを2人で楽しそうにまわしているので、のぞいてみると、小さな
お客さんが乗っていました。
こういうところが、うさぎ組ならでは、の遊び方ですね。
ぞう組のアスレチックは、ゆらゆら揺れる縄橋や、分厚いマットの山ができました。
一本橋では新体操の選手のようなポーズをしています。
りす組でも、部屋中に巧技台やマット、トランポリンで遊ぶ場ができていました。
三角マットでは、ジャンプをしたり、横向き、前向き、後ろ向きに転がったり、おもしろい遊び方を考えて遊んでいます。
カメラで撮影しているりす組さんもいます。
はしごや一本橋のところでは、両方からスタートしてやってきた2人が顔を見合わせています。
「どうするかな?」と待っていると、1人が譲り、脇にどきました。
こういうとき。
大人がすぐに「こっちがスタートよ」「こっちから行きましょう」と言ってしまうのは
簡単ですが、実際の場面でどうするか考えて、行動する経験がとても大切です。
別のりす組さんも、スタートしたくて待っているのですが、反対側から次々と友達がやってくるので、なかなかスタートできません。
しばらくすると「早くして」と催促したり、「こっちからやる」とアピールしたりしながら、友達の列の切れ目をじっと待ち、スタートしていました。
1つ1つの遊びの中に、このような学びがあります。
考えて行動する場面を大切にしたいと思います。