きんりゅうゆうえんち～５歳児ぞうぐみの遊園地ごっこ～

　花やしき遠足の後、みんなで遊園地を作ることにしました。グループごとにデザインや何人乗りにするのか、どうやって動かすのかを友達と思いを出し合って作っていきました。時には思いがぶつかり合って進まなかったりすることもありましたが、自分たちのイメージを実現していく面白さを感じながら作っていました。

　花やしきオープンの前日、ぞう組同士でお互いの乗り物を乗り合いました。そこでは、お互いの乗り物のよさを認め合いながら乗る楽しさを味わって、次の日のオープンを楽しみにしている様子が見られました。翌日4歳児うさぎ組を招待すると、ぞう組がお客さんとして来た時と同じ伝え方では理解してもらえないことに気づきました。どうしたら伝わるのか、どんな言葉を掛けたら楽しんでくれるのか、グループの友達と話をしたり自分なりに考えて動いてみたりすると、うさぎ組さんからも笑顔が見られ、楽しんで乗ってくれるようになりました。その後、りす組や保護者の方、5年生に乗りに来てもらう中で、やりとりも増えたり、グループの友達と役割を分担しながら進めていく様子が見られました。

遊園地ごっこを通して、友達と一緒に一つのものを作り上げるおもしろさや、自分の思いを相手に伝える楽しさを十分に味わうことができたぞう組の子供たちでした。