シジミチョウ研究所
- 公開日
- 2025/10/06
- 更新日
- 2025/10/06
園の自然やいきものたち
10月6日
きく組さんがチョウをつかまえました。
「このチョウ、何を食べるの?」と聞かれたので、一緒に図鑑で調べてみることにしました。
ところが恥ずかしながら、幼稚園には食草が載っている図鑑がありませんでした…(以前あったと思うのですが??)
そこで、インターネットで調べてみることにしました。
検索ワードはきく組さんが考えてくれました。
「白くて黒いポチポチのあるちょうは何?」
「ねぇ、ポチポチじゃなくて、点々じゃない?」
点々で調べました。
「これは、アゲハだよねぇ」
「うん、違う」
なぜかアゲハが出てきてしまいました。
私「シジミチョウじゃないかと思うんだけど」
「調べてみて」
茶色のチョウが出てきてしまいました。
「これじゃない」
「あっ!こっちじゃない?」
同じページにヤマトシジミがいました!
さらに貝のシジミも出てきて 「おいしそうだね」と横道にそれながらヤマトシジミは何を食べるのかを検索しました。
「カタバミ、クローバー、その他の花の蜜」
ということがわかりました。(私はカタバミだけだと思っていたので、びっくり!)
「カタバミってどんなの?」
「幼稚園にはないよねぇ」ときく組さん。
そこで、どの花に集まるのかを確かめることにしました。
「3匹つかまえたよ」「もう5匹。この花が好きみたい」
みると千日紅です。
「せんにちこう、ね」
カップの虫の家はもうぎゅうぎゅうです。
「チョウも空気がないと息できないんだよ」と教え、空気穴を一緒にあけました。
「なんだか研究所の人みたいだね」というとうふふと笑う2人でした。
物事をよく観察し、確かめていく様子はまさに研究者!
幼稚園では様々な「研究活動」が行われています。