なぜ、校章が柏の葉なのでしょうか?
本校は、旧台東区立竜泉中学校と旧台東区立下谷中学校を母体とし、平成14 年4 月に開校しました。その際、両校の校章は、柏の葉をモチーフにしていたことから、本校の校章を2枚の 柏の葉を重ね「柏葉」の文字をあしらったデザインにしました。なぜ、柏の葉を校章のモチーフにしたのでしょうか。柏は、北海道から九州にまで、広く分布する落葉の高木です。柏の幹や葉などは、次のような特徴があります。 1.新しい芽の出るまで、枯葉を落とさない。 2.太い枝と丈夫な葉を付け、強風にも強い。 3.幹は堅く、燃えにくい。 4.柏の葉は大きく、タンニンという(防腐効果のある)物質を多く含む。このため、農地や家屋の周囲に植え、暴風などから守る。 縄文時代には、柏の葉を土器の底に敷しき、ご飯などを蒸むしたり、食べ物を包んで保存したりするのに用いられました。馴染み深い、柏 餅はそのひとつです。このように、柏は人々の役に立ち、落葉樹でありながら、葉が一年中絶えないことから、代替わりしても大切なことを受け継ぐということで、とても縁起のよい木とされています。よって、本校に学ぶ皆さんが、厳しい風雪に堪える柏の葉のように、我慢強く辛抱強く、自己を鍛え、自分の夢の実現に努力する人間に成長することを願い柏の葉を校章としたのです。
下記の「校歌」のリンクをクリックすると新しいウィンドウが開き校歌が流れます。
※音量にご注意ください。※一部ブラウザによっては、再生しない場合があります。
一新しい風に吹かれながら明るく元気に集う仲間たちそう私たちは柏の葉のもとに翼ひろげて 未来へはばたく勇気と誇りをもって生きよう柏葉中学校二竜泉 下谷の街を行けばさわやかな笑顔いつもあふれてるそう私たちは柏の葉のもとに歴史と文化未来へつなごう伝統輝く清き心柏葉中学校三朝顔まつりに 酉の市めぐる季節に心はずむ時そう私たちは柏の葉のもとに下町の心意気 未来へ伝えよう互いの絆を胸に秘めて柏葉中学校