令和2年6月29日「隅田川今・昔」今は、沢山の橋がかかっています。5,6年生の中には駅伝大会やわんぱくトライアスロンに参加した人もいると思います。競技をしたリバーサイドスポーツセンターのすぐそばに桜橋があります。それから言問橋、吾妻橋、駒形橋、厩橋、蔵前橋と台東区と墨田区を結ぶ橋があります。さらに沢山の橋が東京湾に続くまでかかっています。レインボーブリッジが見えてくると川は東京湾につながります。 いろいろな時代を見てきた隅田川。 5,6年生は、『台東区歴史・文化検定』を受けます。台東区の歴史の中にも隅田川はいろいろ出てきます。ぜひ、本を読んで勉強してください。 令和2年6月22日「夏至と部分日食」昨日は、夏至でした。1年で昼間が一番長い日です。これから少しずつ日がみじかくなって年末の12月下旬に今度は日が一番短い日冬至を迎えます。これは太陽の高さによるものです。 また昨日は、日本全国で部分日食が見られました。日食とは、太陽が月によって覆われ、太陽が欠けて見えたりする現象です。地球と太陽の間の直線状に丁度月が入ってくる現象です。沖縄などでは、きれいに見えたようですが、東京はその時間くもりでした。校長先生もがんばって隅田川沿いで見ていたのですが、よく見えませんでした。 けれどよい発見もしました。今まで運行されていなかった水上バスが隅田川を走っていました。少しずつ世の中が動き出したなと思いました。早くコロナウイルスが収束して普通の日常が来ることを願っています。 令和2年6月15,16日「上野動物園ニュース」さて、みなさんが七夕の時に願い事を短冊に書いて飾る笹ですが、毎年、上野動物園からもらっています。校長先生もこの前、他の先生方と一緒に上野動物園に行って知ったのですが、その笹は園内のいろいろな所から動物園の人が考えて忍岡小学校のみんなのために切り出してくれているものです。大切に使いたいと思います。その笹を見に行くので動物園に行って久しぶりに元気な象やハシビロコウに会ってきました。ゴリラの家族は、先生たちが行くとそばに寄って来てくれました。ペンギンたちは暑いので日があたらない所にこもっていました。ハシビロコウは動いていましたが、先生たちに気付くとピタッと動かなくなりました。早く動物園へ皆で出かけたいですね。もう少し待ってくださいね。大きくなったシャンシャンにも会いたいですね。 令和2年6月8、9日「みんなの作品から教えられたこと」学校が休みの間、図工の作品を家庭で作ってくたお友達がいます。校内に飾ってあるのでぜひ見てください。どれも工夫されていて素晴らしいです。みなさんの作品から、お家にある材料を使って、イメージを膨らませて工夫して作るとこんなにも素敵な作品ができあがることを学びました。外で出かけられなくて大変だったと思いますが、その中でよくがんばったなぁと、みなさんの作品から元気をもらいました。このような状況下でできないことが沢山あります。でもできることをやれることを見つけて挑戦していくこと、それはきっと大きな力になります。図工の伊野先生の発案で「アマビエ」の絵も飾ってあります。コロナの終息を願いながら校長先生も「アマビエ」の絵を描きました。みなさんからはどんな絵ができあがるか楽しみです。 令和2年6月1日、2日 始業式皆さん おはようございます。 ようやく学校が始まりました。長い間、おうちでがんばりましたね。 先生たちは、皆さんに会えるのをとても楽しみにしていました。 1年生の皆さん、ようこそ忍岡小学校へ。このような始まりになりましたが、これから毎日少しずつ学校に慣れていきましょう。 新型コロナウイルスは、誰にとっても初めての経験でした。まだなくなったわけではないのでマスク着用、手洗い、うがいに気を付けていかなくてはいけません。 ここに一冊の本があります。少し前まで多くの感染者を出したイタリア。そのイタリアの高校の校長先生のメッセージで、世界中で話題になりました。「これからの時代を生きる君たちへ」というメッセージです。 突然の休校となったイタリアの高校生に送ったメッセージです。ここには、コロナウイルスの感染拡大の中で一番危険なことは、暮らしや人と人との関係など私たちの貴重な財産である人間性がダメになってしまうことだと書かれています。デマに惑わされたり、不安になったり同じ人間同士なのに、傷つけあってはいけません。私たちが互いに喧嘩などしたら、ウイルスが人間に勝つことになってしまいます。医学や科学の進歩を信じて、冷静に動きましょう。と言うような内容です。 いつまで自粛が続くのか、また第2波が来ると言われていて、先が見えず、私たちはとても不安になってしまうことは事実です。でもだからといって、他の国々のことを悪く言ったり、わがままを言って喧嘩をしたりしても何も生まれません。今、何がやれるのだろう、何ができるのだろう、そう考えて一歩ずつ歩んで行くことが大切です。 本の最後には、日本での読者の皆さんにということでこの作者からの後書きが書かれています。「今回の非常事態宣言は、21世紀に生きる私たちが抱いていた確信を揺るがしました。人類は、自分たちが一番強いと思っていたのですが、実は弱いことに気付かせてくれました。スピード社会の中で立ち止まらざる得なくなり、命や愛、友情など本当に大切なものは何か、理解する機会を与えてくれました。」この経験は、わたしたちにとってかけがえのないものになると思います。 学校が始まっても我慢してもらわなくてはいけないこともあります。なかなか以前のように戻れないかもしれません。でもあきらめることなく、この本に書かれているように大切なことは何か考えながら、一緒にがんばっていきましょう。 令和2年6月1日、2日 入学式なかなか学校に来るこができなくて大変でしたね。今、元気にこの体育館に入ってくるみなさんの姿を見て、さすが忍岡小学校の一年生だと思いました。制服がとてもよく似合っていますね。 さて、この袋の中には、何が入っているでしょう?じゃーん、パンダさんです。忍岡小学校は上野動物園に一番近い小学校です。パンダの森も新しくなって早く動物園に行きたいのですが、残念ながらまだ入れません。でもできるだけ早くにいろんな動物に会いにいきたいと思います。「パンダさん、小学校で大事なことってなあに?」そうですね、「あいさつ」です。「おはようございます」、「こんにちは」、残念ながらマスクをつけているのであまり大きな声は出せませんが、先生やお友達とあった時は、きちんと挨拶するようにしましょう。 あれ、まだ何か袋の中にいますね、あっハシビロコウです。上野動物園の西園に入るとすぐの所にいます。ハシビロコウは鳥の仲間ですがあまり動かない鳥で有名です。とても可愛らしい目をしていて、じっと見ているとだんだんちょっと動く様子がわかります。周りの様子をよく見ているのですね。ハシビロコウも一生懸命生きています。みなさんも周りの様子をしっかり見て、とくに先生のお話をよく聞いてください。コロナウイルスの感染拡大予防のため、まだなかなか思うような生活を送ることができません。でも一日一日を大切に歩んでいきましょう。 一年生のみなさん、「あいさつをしっかり言う」「先生のお話をよく聞く」この二つのことをぜひ心がけてください。コロナウイルスの収束がみられたら、みなさんのお父さんやお母さんも呼んで一緒にもう一度入学式を行う予定です。その時、また聞きますのでぜひ、挨拶とお話を聞くことをこころがけて毎日がんばってください。元気に明後日また来てくださいね。 これで校長先生の話を終わります。 |
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