学校の様子

11月8日 皆既月食

 11月8日(火)皆既月食がありました。午後6時ごろから食が始めるというちょうどいい時間帯でもあり、また雲一つない晴れだったので本校でもほとんどの児童が月食を見ました。翌朝、校門であいさつをするときに、「きのう見ました。」、「すごかったです。」などの声が聞かれました。全員が月食を見たというクラスもありました。
 私はちょうど皆既月食が始まる頃に帰宅しました。望遠鏡を引っ張り出し、不思議な赤い月を見ていました。今回は天王星も月食中の月に隠れるということで、望遠鏡をのぞいて月に近づいていく天王星を見ていました。月と接して、天王星が輝く様子はとてもきれいで、「この広い宇宙空間で、太陽、地球、月、そして遠く離れた天王星が一直線に並んでいるんだ。」と思うと、不思議な気持ちになりました。
 私は、小学校2年生のときに見た皆既月食が、50年たっても今だに忘れられません。近所の幼馴染と一緒に見たこと、その月食は確か夜の10時頃だったので、母が夜食にうどんを作ってくれたこと、赤い不思議な月とともに今でも思い出されます。そのおかげで、理科が好きになったように思います。
 月食は写真でも、映像でも見られます。でも、実際に見ることで、不思議な美しさを感じることができます。体験に勝るものはありません。また、子供たちが書いた「月食見たよカード」には、家族と見たこと、その時の親子や兄弟のやり取りなどが書かれています。きっと忘れられない思い出になったことと思います。そんな貴重な機会を大切にしてくださった保護者の皆様に感謝します。
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