へいせいしょうがっこうのなつやすみ vol.11 校外学習候補地見つけNO.2(7月28日)午前中はとても暑い場所だったから、風鈴は涼しい場所で作れるかな〜と期待しながら風鈴工房へ到着しました。 しかし、その期待は完全にはずれました・・・ 工房に入るとそこには風鈴の原料を溶かす炉がありました。炉の中の温度は1,320度前後。暑さにも耐えて頑張りました。 炉の中には坩堝(るつぼ)というつぼが埋め込んであり、その中でガラスがどろどろに溶けています。その溶けたガラスを長いガラスの竿で巻き取り、息を入れながら膨らませていきました。息の吹き加減で大きさが変わり、全くうまくいきませんでした。職人でも10年以上の修業が必要だそうです。職人さんの努力の賜物です。 職人さんのアドバイスもあり、何とか形ができました。その後、絵付けをしましたが、内側から絵を描くことに苦戦しました。ものづくりの大変さと奥深さを感じました。 夏の風物詩である風鈴と思いきや、年中飾ってほしいとのことでした。昔から風鈴は魔除けとして飾ってあるそうです。もし割れてしまっても、自分への災いをかばってくれたということだそうです。「チリンチリン」という音を聴く際に少しでも風鈴のことについて思いをはせてみてください。台東区にも伝統工芸品がたくさんあります。夏休みにものづくり体験をしてみてもよさそうですね。 校外学習候補地の一つとしてメモします! |
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