下谷神社への取材 Part2みなさんもご存知の正岡子規は下谷神社と深い関係があります。 正岡子規は明治27年(1894年)から35歳で没するまで台東区根岸に8年間住み、ここで友人や門弟たちと句会などを開催して俳句を詠んでいました。 正岡子規の没後100年となる平成13(2001)年の前後、台東区では正岡子規没後百周年記念事業として様々な企画や催しが行われました。この記念事業の一環として、子規が台東区内で詠んだ約2000句の中から十句ほどが選び出され、台東区内の子規所縁の場所に句碑が建立されました。 その中のひとつである下谷神社境内の句碑には、江戸で始めて寄席が催された「寄席発祥の地」をちなんだ句 「寄席はねて 上野の鐘の 夜長哉」が刻まれています。 正岡子規の創り出した俳句という文学形式は広く受け入れられ、いまや日本だけでなく世界中で俳句が詠まれています。 正岡子規が台東区にゆかりがあり、私たちの学校の近くに寄席の発祥の地があったことについては全く知らず、取材に行くことでの新たな発見の一つでした。やっぱり我が町台東区は地域教材の宝庫ですね。 これからも子供たちと一緒に地域へと出向いていきます! |
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