令和2年8月24日(月)2学期始業式今年は、いつもと違って短い夏休みでした。あまり旅行などにもいけず、自宅や周辺で過ごすことが多かったと思いますが、新しい発見もあったのではないでしょうか。 さて、忍岡小学校では、毎年百人一首の暗唱を行っています。コロナ禍で実際にやることが難しいかもしれませんが、ぜひ、今から800年前ぐらいの日本人が詠んだ歌を覚えてください。今の時代のようにパソコンや車はありません。でも季節の移り変わり、人の心の思いは今に通じるものがあります。その当時の暦は太陰暦でしたので今と少し季節が違います。7月、8月、9月は秋になります。毎日暑くて秋とはほど遠い感じですが、田んぼは黄色一色、稲刈りの季節となっています。 「秋の田の かりほの庵の とまをあらみ わが衣手は 露にぬれつつ(天智天皇)」 という歌があります。この歌は、百人一首の中でただ一つ、農民の姿を詠んだものです。 収穫の秋の田んぼのわびしく静かな風情が伝わってきます。百人一首の一番最初に出てくる歌なのでまずこの歌から覚える人も多いのではないでしょうか。 長い2学期健康に気をつけてぜひ百人一首やいろいろな本なども読んでください。 令和2年7月31日(金)1学期終業式「その炎は消えていない」分散登校、マスクをつけての日常生活、限られた活動、静かな給食、手洗い・うがいの徹底 いろいろな制約がありましたがみなさん、本当によくがんばって健康に過ごすことができました。今年の夏休みは3週間という短いものです。いつもの年のように旅行に出かけたりできないと思いますが、違った楽しみをみつけてください。 本当なら今、東京オリンピックでこの東京はにぎわっているはずでした。 一週間前の開会式の日に競泳の池江里璃花えい子選手がプレゼンテーターを務める「TOKYO2020+1」の動画は配信されました。競泳の日本代表選手が忍岡小学校には毎年訪れ、オリンピックへの意気込みを話してくれました。一緒にプールで泳いでもくれました。彼らも今どのような気持ちで過ごしているのでしょうか。 来年、オリンピックがどうなるか、それはわかりません。でもこの動画の最後に聖火をもった池江選手と「その炎はまだ消えていない」というメッセージが流れます。 来年の今頃、コロナウイルスの感染拡大が収まり、もとのような日常が訪れることを願ってやみません。 私たちもあきらめずに少しずつの努力を絶やさずがんばりましょう。 校長先生による上野散策ツアー2 五條天神編「お薦めの一冊」『こいぬのルナ、コロナウイルスにたちむかう』という本です。 アメリカの作家が「COVID-19]と今世界で起こっていることを子供たちが知る助けになればと思って書いた絵本です。 わかりやすい文言の解説もあるので機会があったら読んでみてください。 令和2年7月27日「夏休みに書いてみよう!行ってみよう!」遠くに出かけられなくても都内でも面白い所があります。実は、先週の土曜日に校長先生は仕事の関係で「虹の下水道館」へ行ってきました。皆さん、マンホールカードって知っていますか?道端にある東京都のマンホールの蓋tは、都の花「桜」都の木「いちょう」そしてユリカモメをイメージしたイラストになっています。今度道路を歩いたらよく見てみましょう。下水道管に行くと地面の下がどのようになっているかがわかります。また、都内のマンホールの様子もわかります。有明にあるのですが、有明には他にも見る場所がいろいろあります。今年の夏の過ごし方、ちょっと工夫して楽しく過ごしてください。 |
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