令和3年2月15日全校朝会先日、夜の11時頃に大きな地震がありました。結構長かったので驚いた人も多いのではないでしょうか。この地震が10年前の東日本大震災の影響であるというのですから、驚きました。まだ続いているのかと。 今年で東日本大震災から10年が経ちます。校長先生は、震災の年から毎年被災地を訪れています。困難を乗り越え、随分復興はしてきました。しかし、まだ海岸沿いは工事中の所が多いです。お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りしながら、いつ東京に大きな地震が来るかわかならい、備えておかなくてはいけないという気持ちをもちます。今、被災地に行くと「東日本大震災を忘れない」ということで震災遺構として、被災した建物や駅、学校などが整備されて残されています。また、土地も高く整備され、次に大きな津波が来た時の避難場所となる所が設けられています。 日本は、地震が多い国です。いざという時に慌てないように日頃から避難訓練などもしっかりやっていきましょう。 令和3年2月8日 全校朝会今日は、「人はいさ心もしらずふるさとは花ぞ昔の香ににほいける」紀貫之の歌を紹介します。「あなたのお気持ちは、さあどうかわかりませんが、この古都奈良の地では、梅の花が昔と変わることなく香り、美しく咲いて迎えてくれます」という意味の歌です。この歌は、紀貫之が奈良の長谷寺にお参りした時に詠んだ歌だそうです。紀貫之は、「土佐日記」を書いたことでも有名です。現在の高知県にあたる土佐国に紀貫之が赴任した時、書いたものです。日本で初めて仮名で書かれた重要な作品です。 学校の梅の花もきれいに咲いています。百人一首を覚えて、日本の季節を感じましょう。 令和3年2月1日全校朝会1月26日の新聞に江戸時代を代表する浮世絵師・葛飾北斎の錦絵「桜に鷹」の制作に使われたとみられるオリジナルの版木が見つかったという記事が掲載されていました。1834年頃の作品と言われているものの版木が現存に近い状態で見つかったのはすごいことだと思いました。 葛飾北斎は富獄三十六景という富士山を扱った版画で有名ですね。外国の人がよく日本のお土産にする絵柄の一つです。 北斎は、何度も引っ越しをしました。墨田区両国に北斎美術館があります。行ってみると北斎の生い立ちや沢山の作品が展示されています。その北斎、最後は台東区に住んでいたということで、台東区にお墓があります。 台東区は、このように有名な方のお墓もあるんですね。 令和3年1月25日全校朝会忍岡小学校では、毎年、「百人一首を覚えよう」と全校の児童ががんばって暗唱をしています。名人も沢山出ています。今年は、実際に百人一首をやることはできませんが、百人一首の世界は、続けて学んでいきたいと思います。 百人一首の中には、季節を詠んだ歌が多くあります。冬の今、今日は、「田子の浦に 打出でてみれば 白砂の ふじの高値に 雪は降りつつ」という山部赤人の歌を紹介します。冬の海辺から見える雪が積もった富士山のきれいな様子は今も昔も変わることがありません。現在でも田子の浦からは、富士山がよく見えます。何百年経っても変わらない自然の美しさや日本のよさをこの歌から感じてください。 2年生 算数「長い長さをはかろう」ヒラメと光の関係を研究中! |
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