第6学年 国語「森林のはたらきと健康」教材文を読み、感心したことや、納得したことをもとにして、「森林のはたらきと健康」の推薦文を書くという内容の学習でした。この推薦文は「5年生に向けて」と対象をはっきりさせて文章作りを行いました。6年生たちは、できた文章をお互いで読み合いながら積極的にアドバイスを送り合うことができました。 授業後、論理的に考えを述べることについて先生たち同士で検討が行われました。教材文の叙述に記されている事実やデータの数値、筆者の考えを根拠にして自分の考えを構成し述べることの大切さを改めて感じた授業となりました。 第1学年 生活科「冬とともだちになろう」冬の様子や冬の遊び、お正月での遊びなどを体験してきた1年生。 秋の学習の時に一緒に交流したこども園の園児を招待して、もう一度一緒に遊びたいという気持ちにあふれていました。 今日の授業では、どんな交流会にするかグループで話し合いながら準備を行うというものでした。「何をするとこども園の子たちは喜んでくれるのか」ということを考えながら準備を進めていました。 「けん玉は難しいから、簡単なけん玉を作ろう」 「こまのひもは回してから渡してあげよう」 「ルールは簡単にして遊ぼう」 など、自分たちが遊んだ経験を元に様々な工夫をしていました。 考えた工夫がうまくいくか、本番に向けて気持ちが高まっていました。 こども園と連携しながらカリキュラムを組むことで、より主体的な姿が見られました。 第2学年 生活科「めざせ、いきものはかせ」秋の始まりに学校の周辺でどんな生き物がいるか調べた2年生。 いろいろな生き物を見つけたり、その特徴に気づいたりしていました。 今日の授業では、自分たちが見つけた発見をこども園の園児に紹介するという内容でした。「こども園の子たちが喜んでくれるためには何をすればいいのか」、ということを考えて準備を進めてきたようです。こども園の子たちに、どんな場所に生き物がいるのか、えさは何か、どんな特徴があるかを一生懸命説明していました。実際に生き物に触れる機会を作ったり、虫の声を聞きにいったりと工夫して交流できました。 学んだことを紹介するという目標ができたおかげで、主体的に学習に取り組んでいる様子が見えた授業でした。 第3学年 社会「台東区のうつりかわり」この単元は新指導要領で新しく始まる単元です。 台東区の昔の様子と今の様子を比べながら町の移り変わりについて学習します。 学習課題は「これからの台東区がどのような町だといいか」考えようというテーマです。 今まで、台東区の建物、人口、交通の様子の変化などを学習しながら年表にまとめてきました。この授業では、学んだことを生かして未来の台東区についてこんな町にしたいと3年生が提案するという内容でした。 「台東区の歴史を知って良さが伝わる町にしたい」 「観光客がたくさん来てもっと賑わう町にしたい」 「お年寄りに優しい、交通の整った町にしたい」などの意見が出ました。 未来の台東区に向けて一人一人が考える授業となりました。 第4学年 理科「電池のはたらき」電池を直列につないだり、並列につないだりすると豆電球の明るさが変わることは学習しました。今回は、豆電球を二つ使って直列、並列につなぐとどうなるか調べました。 「電池が直列の時は明るかったから豆電球を直列にしても明るいはずだ。」「電池1個の電流が豆電球二つに流れるから暗くなるのでは。」と学習を生かして予想を考え、意見を伝え合っていました。 実験すると予想外の結果に・・・。なぜこのような結果になったか、子供たちは一生懸命考えていました。 第6学年 理科「水溶液の性質」「塩酸に溶けたアルミニウムはどうなったのか」ということについて、話し合いながら予想を立てました。「食塩のように、見えないくらい小さくなって塩酸のなかにあるんだよ。」「泡になって期待になって見えなくなったのではないか。」など子供たちは学習したことを根拠に自分の意見を伝え合いました。また、さらに分かりやすくなるように図を用いて説明することもできました。 この学習は、ちょっと先ですが中学校の「化学変化」につながる学習です。予想をしっかり立てたことで、実験に見通しをもちながら学習を進めることができました。 第5学年 社会「わたしたちのくらしと農業」お米の生産量や消費量、米農家に携わる人の推移を表したグラフを見ながら、現在の日本の問題点とその解決策を話し合いました。 「人手が不足しているからこそ、AIの技術開発が必要」「消費量を少しでも上げるために、お米をしっかり食べる」など様々な意見が出ました。 |
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