学校の様子

あけましておめでとうございます

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新年 明けましておめでとうございます。
清々しい晴天が続き、よい新年をお迎えになったことと思います。
さて、私事ですが、教員として富士小にいた頃から、お正月に富士山が間近に見られる三つ峠という山に登っています。「せっかく富士小学校に勤めているのだから。」と始めた正月の富士山詣でですが、富士小を離れていたときもコロナで移動制限があった一昨年以外は欠かさずに登っていました。それだけ、特別で魅力的な山です。
今年も1月2日に登りました。北側の急な斜面を長い時間登り、三つ峠の山頂に着いたときに、目の前に富士山の雄大な姿が飛び込んできます。雪を頂いた南アルプスや八ヶ岳も美しいですが、富士山は比べることができないくらい、とても力強く、そして美しく、まさに唯一無二の山です。見ていると心が洗われ、今年も頑張ろうという意欲がわいてきます。
富士っ子には、凜としてそびえ立つ富士山のようになってほしいです。友達と力を合わせながら、精一杯の努力と自己表現をし、自信をもって生きる。そんな子供に育つよう教職員一同、力を合わせてまいります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

よいお年をお迎えください。

12月23日、2学期の終業式を行い、暑い9月から始まった長い2学期が終わりました。
学芸会、持久走大会などのたくさんの行事、そして普段の学習・生活の中で子供たちが大きく成長できたことをうれしく思います。また、保護者の皆様をはじめ多くの方々に、本校の教育活動に御理解、御協力をいただいたこと、深く感謝申し上げます。
さて、17日間という長い冬休みを迎えます。各学年から宿題等の連絡がございますが、私から3つのお願いをいたします。

1 ぜひ縄跳びに取り組んでください。
縄跳びは手軽にできてとてもよい運動です。体の動きのタイミングやバランスを高めることができますし、心肺機能や持久力を高めることもできます。各学級で『縄跳び進級表』が配られています。配られた進級表がすべてできたら、本校HPに進級表が載せてありますのでご利用ください。コロナ禍で子供たちの体力低下が問題になっております。御家庭でもぜひ取り組ませてください。

2 お正月ならではのことを体験させてあげてください。
年末の大掃除、年越しそば。初日の出、初もうで、お節料理、書初め。7日の七草がゆ・・・など、できることで構いません。お正月ならではの体験をさせてあげてください。先日テレビで『欲望おせち』というのを取り上げていました。伝統的なおせちにこだわらず、「ステキな年になるようにステーキ」など、自分の好きなものを作ってお重に詰めるそうです。「心を込めて食を用意し、新しい年を迎えることが大切。」と解説者が話していました。いずれにしても、心を新たにして新年を迎え、『一年の計を立てる』ことが大切なのではないでしょうか。

3 冬の星空を。
理科好きの校長からのお願いです。ぜひ冬の星空を見せてあげてください。浅草でも東の空にオリオン座を見ることができます。郊外に行った折に夜空を見上げると、たくさんの星が見られます。機会があれば是非見せてあげてください。
 
本年も大変お世話になりました。よいお年をお迎えください。


もちつき

12月3日(土)にもちつきが開かれました。
この日は登校するときから、子供たちの様子が違いました。いつもにまして元気よくあいさつをし(いつも元気よいのですが)、「今日、おもちつきだね」とうれしそうに話しかけてきました。ある1年生の児童は「きんちょうする。」と言いながら登校してきました。きっと、わくわくしている気持ちを「緊張」と言ったのでしょう。
各クラスごとにもちつきが始まると、友達がつくたびに『よいしょ。よいしょ。』と掛け声がかかります。どの子も楽しそうにもちつきをしていました。コロナ禍でもあり、近隣の町会のもちつきも行われてないそうです。日本の年末の風物詩を全員が体験することができ、とてもよかったです。
この行事は、PTAのみなさんが運営してくださいました。つき手を募集すると、10人以上のお父さんが、自主的に参加してくださったそうです。杵の持ち方を教えてくださったり、上手につけるとほめてくださったり、子供たちと保護者のみなさんの温かな関わりもありました。役員さんだけでなく、PTAのみなさんで、子供の心に残る行事を作ってくださったことに感謝申し上げます。
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11月8日 皆既月食

 11月8日(火)皆既月食がありました。午後6時ごろから食が始めるというちょうどいい時間帯でもあり、また雲一つない晴れだったので本校でもほとんどの児童が月食を見ました。翌朝、校門であいさつをするときに、「きのう見ました。」、「すごかったです。」などの声が聞かれました。全員が月食を見たというクラスもありました。
 私はちょうど皆既月食が始まる頃に帰宅しました。望遠鏡を引っ張り出し、不思議な赤い月を見ていました。今回は天王星も月食中の月に隠れるということで、望遠鏡をのぞいて月に近づいていく天王星を見ていました。月と接して、天王星が輝く様子はとてもきれいで、「この広い宇宙空間で、太陽、地球、月、そして遠く離れた天王星が一直線に並んでいるんだ。」と思うと、不思議な気持ちになりました。
 私は、小学校2年生のときに見た皆既月食が、50年たっても今だに忘れられません。近所の幼馴染と一緒に見たこと、その月食は確か夜の10時頃だったので、母が夜食にうどんを作ってくれたこと、赤い不思議な月とともに今でも思い出されます。そのおかげで、理科が好きになったように思います。
 月食は写真でも、映像でも見られます。でも、実際に見ることで、不思議な美しさを感じることができます。体験に勝るものはありません。また、子供たちが書いた「月食見たよカード」には、家族と見たこと、その時の親子や兄弟のやり取りなどが書かれています。きっと忘れられない思い出になったことと思います。そんな貴重な機会を大切にしてくださった保護者の皆様に感謝します。
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PTA子供お楽しみ会 その2

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写真のみ掲載します。

PTA子どもお楽しみ会

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 10月22日、コロナ禍以来3年ぶりに、PTAによる子供お楽しみ会が開催されました。体育館と4つの教室を使って、ストラックアウト、磁石を使った魚釣り、水中コイン落としなどなど、7つのコーナーが設けられ、子供たちはスタンプカードを片手にゲームを楽しんでいました。PTAの方々は、数か月前からコロナ禍でどのようにすれば開催できるのかを考え、計画・準備してくださいました。コロナ以前と比べると、飲食のコーナーもなく、3部に分かれての短い時間の開催でしたが、子供たちはみなキラキラした笑顔で帰っていきました。 どのコーナーも、装飾や手作りの景品に工夫があり、待っている間も子供たちはワクワクしていました。また、ゲームが成功したときには係のお父さん、お母さんが一緒になって喜んでくれて、とても温かい関わりがありました。関わってくださったPTAの皆様には心より感謝申し上げます。
 今は多種多様なゲームソフトがあったり、テーマパークにも手軽に行けたり、楽しいことは日常にあふれています。この日、PTAのお父さん、お母さんが心を込めて作ってくださったコーナーを、友達と一緒に回る姿は本当に楽しそうでした。子供たちは既製のものとは違った、豊かな楽しさを味わっていました。
 子供は学校だけで育てているのではないということを、この子供お楽しみ会で実感いたしました。子供とPTAのみなさんとの温かい関わりの中だからこそ育てられる面も多いです。これからも保護者の皆様と連携して子供たちの健やかな育成をしてまいりたいと思います。

学芸会 『自分のからをやぶる』

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『からを破って、最高の演技をしよう』
今年の学芸会のスローガンです。各クラスの意見を基に、代表委員会で話し合って決めました。私は、『からを破って』という言葉がとても気に入っています。とても素敵なスローガンだと思います。
児童朝会で、『からを破る』ということについて2つのことをお話ししました。
1つは、はずかしがらずに大きな声を出すこと。
授業中、クラスで発言するのもなかなかできない子も多いです。それを、200人以上もの大勢の前で、みんなに聞こえるように堂々と声を出すのは難しいです。まして、コロナ禍。2年以上もの間「マスクを取ったら大きな声を出してはいけません。」と指導されてきた子供たちが、大きな声を出すのは難しいです。
2つめは、苦手なことにチャレンジして、まさにからを破って新たな自分に成長すること。
特に高学年にはこれを期待しました。ついつい自分の限界を決めてしまい、それ以上のことにはチャレンジしない子供も多いです。学芸会は『役』を借りて、新たな自分を表現する良い機会です。役になりきるとともに、自分も成長してほしいと思いました。

上の写真は、3週間前。どの学年もまだ覚えていない台本片手に、棒立ちでセリフを読むことしかできていませんでした。でも、たった3週間後のリハーサルでは、大きな声で気持ちを込めてセリフを言い、相手のセリフを聞いて場面に合った動きをし、からを破ることができていました。普段、自分の意見を言うのが苦手な子も、精いっぱい演技し、成長することができました。子供たちの成長に、拍手を送ります。

スズムシを育てて

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2学期が始まりました。まだ、暑い日は続きますが、夜に吹く風や虫の鳴き声に秋を感じます。
8月の終わりに、『台東すずむしの輪』のリーダー、唐鎌崇行様に「学校でスズムシを育てませんか。」というお話をいただきました。私は厚かましくも「できれば、1・2・3年生の各クラス、それから玄関にもいただきたいのですが。」とお願いすると、ご快諾くださり、なんと100匹以上も分けてくださいました。また、9月1日にスズムシを持ってきてくださった際には、担任の先生方にていねいに育て方を教えてくださいました。
翌朝、子供たちと一緒に飼育ケースにスズムシを放すと、休み時間になるたびにケースの回りには子供たちが集まります。
「スズムシを見て、気が付いたこと、考えたことがあったら書いてね。」とケースの近くに『スズムシカード』を置きました。早速たくさんのカードが校長室に届きました。
「バッタのようにジャンプ力が強かった。」、「ナスのうらにずっとついているスズムシがいた。」、「だっぴした後はまっ白。3びきだっぴした。」、「ご飯を食べているのがかわいい。」、「羽を立てて鳴いている。どうして羽を立てるのかを調べてみたい。」・・・実物に触れることで、たくさんの気付きや疑問が出てきます。
理科の学習にもなりますが、スズムシを飼ってその鳴く声を楽しむという日本の文化にも触れることができます。
これからしばらくは、校舎にスズムシの声が響きます。それとともに、子供たちはたくさんのことを学んでいきます。『台東すずむしの輪』の唐鎌様に感謝します。

地域の皆様と共に

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 8月7日(日)3年ぶりに『浅草七ヶ町青年部連合 盆踊り大会』が実施されました。この2年間、新型コロナウイルス感染症のために中止を余儀なくされていただけに、富士公園にたくさんの人が集い、踊りの輪が広がり、太鼓の音が響き渡りました。
 この盆踊り大会では、子供たちが大活躍します。盆踊りを盛り上げる太鼓を叩いているのは、1年生から6年生までの小学生なのです。太鼓に参加した子供たちは、2週間、本校の体育館に集まって練習をしました。子供たちに太鼓の叩き方をとても丁寧に、そして熱心に指導してくださるのは青年部のみなさんです。ほとんどの方が富士小学校の卒業生。皆さん、小学校のときには先輩から教わって、太鼓を叩いていたんですね。このように浅草の伝統が代々引き継がれているのですね。今の小学生のうち何人かは、数年後に教える側になるのかと思うと、うれしくなります。
 さて、コロナ禍で盆おどり大会を開催するまでは、青年部をはじめ町会の皆様のご苦労があったことと拝察します。太鼓の練習も密を避けるために2部に分けて指導し、大会も以前は2日間にかけて実施したものを1日に短縮するなど、様々な感染対策をしてくださいました。皆様のご尽力に感謝申し上げます。
 太鼓を叩いている子供たちは、みな自信にあふれ、精いっぱい自分を表現していました。また、浅草という郷土を愛する心も育っています。『郷土愛』は学校でも道徳の時間に学びますが、それだけで育まれるものではありません。地域での行事などの体験をとおして育っていきます。これからも本校は、地域と力を合わせて子供を育ててまいります。


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