令和4年度 第21回 卒業式暖かな日差しが降り注ぐ 今日、115名の3年生が 柏葉中学校から巣立って行きました。 校長式辞では、 「経験」という名の財産であり、かけがえのないものとして、 皆さんを支えてくれるはずです。 この3年間、コロナ禍にあって様々な活動に制限がかけられる中、 現実をしっかりと受け止め、力強く歩もうとする皆さんの姿が随所に見られました。 3年前の学校再開時には、 先行きが見通せない厳しい状況であったことを思い起こすと、 今日の卒業式の日に、 皆さんの輝かしい未来を予感できるまでになったことは、 たいへん晴れがましいことです。 困難を乗り越えて頑張ってきた卒業生の皆さんを心から祝福いたします。 といった話がありました。 式歌「群青」、「旅立ちの日に」、 そして、校歌斉唱と素晴らしい歌声が響いていました。 式典は厳かな中にも温かみのある卒業式でした。 卒業生の皆さんの今後の活躍を祈念します。 卒業式予行練習1、2年生も入り、全校生徒で行われました。 入場から 証書授与や送辞や答辞などの生徒の動き、 退場などの動きの確認を行いました。 式歌では、「群青」と「旅立ちの日に」を3年生が歌いました。 在校生は、 3年生の歌声をリモートではなく 実際に聴けたのは初めてだったのではないでしょうか。 第二部では、 表彰などが行われました。 PTAや同窓会からの記念品の授与があり、 その後、在校生から卒業生へ歌のプレゼントと 全校生徒の最後の校歌斉唱がありました。 在校生の歌声に3年生には、何人か 涙を拭う生徒の姿も見られました。 3年前、新型コロナウィルスの流行により、入学式もきちんとできなかった学年です。 ぜひ、20日は素晴らしい卒業式になればと思います。 魅力のある教育活動講師からのSDGsとは?という質問から始まり、『多様性を認め合う』というお話へ。 今年一年間、一年生は多くの色々な場面で聞いた言葉でしたが、意外な視点から始まる講師の先生からのお話にだんだんとみんなの興味がわいてきました。 『多様性というと、色々な人を認めようとよく言うけど、その中に‘あなた自身’は入っていますか?』 この質問から、次は実践編へ。 普段思っていてもなかなか言えない自己肯定感を高める言葉を、ペアや班のみんなで、掛け合いました。 『ありがとう』や『感謝しています』に始まり、最後に生徒同士で今まで言われてうれしかった言葉などを交換しました。 何人か代表者が前に出て、言葉のやり取りを見せてくれました。そのやり取りをしている生徒同士も、それを見ている学年全体にも温かい雰囲気が満ちていきました。 今回の講演会をきっかけに、今後の学校生活で使われる言葉が、お互いを温める言葉になっていってくれるといいなと思います。 最後の校外学習横浜・八景島シーパラダイスに行ってきました。 数日前の予報では、雷のマークがあり、心配していましたが、 そんな心配もよそに、 春の陽気に包まれた良い天気になりました。 到着して、生徒たちはそれぞれの場所に向かって行きました。 水族館でイルカやペンギンを見る人たち、 乗り物に乗る人たち、 バーベキューを楽しむ人たち。 みんな、楽しそうに過ごしていました。 5組も、3つのグループに分かれアトラクションや お土産を購入を楽しむことができました。 イルカショーを5組全員で観て、 感動を分かち合うことができました。 いよいよ、これからは卒業式に向けて準備です。 良い思い出を胸に新しい場所に向かって行ければと思います。 防災訓練を行いました救命救急訓練と 防災訓練を実施しました。 防災訓練では、 実際に起震車に乗り、震度7の地震を体験したり、 煙体験では、煙で全く見えない中を歩く体験や 消化器を使ってカラーコーンを火に見立て、消火器の使い方の体験を行いました。 経験したことを、 いざというときに思い出して 身を守る行動ができるとよいと思います。 卒業を祝い励ます会卒業を祝い励ます会を実施しました 3年生の思い出と今後の決意の発表や 1、2年生からの呼びかけ 「旅立ちの日に」の合唱など これまでの感謝の気持ちを込めた あたたかな会となりました ひな人形を飾りました!このひな人形は昭和60年、下谷中と竜泉中が統合し柏葉中となるずっと前に卒業記念品として寄付されたものです。 昭和60年からつながってきた伝統を未来へとつなげていくため、旧生徒会本部役員の3年生が新生徒会本部役員の1、2年生へと引き継ぎました。 今では珍しくなってしまった段飾りですが、組み立て方をしっかりと教わった後輩がまた来年、次の世代へとつなげていってくれることでしょう。 柏葉中の生徒のみなさん、そしてご来校の皆様、3月3日のひな祭りの日まで飾っていますので、2F玄関に見に来てください。先輩方から引き継がれてきた伝統を感じていただけることを願っています☆ MEXCBT実施これは来年度の5月に実施する全国学力調査のプレテストにあたります。 生徒たちは1人1台端末を操作しながらマイクに声を入力し解答しました。 普段の授業とは異なり、タブレットの画面に映し出された人物と対話することに戸惑いもありましたが、なんとか英語を話して答えようとする姿勢は素晴らしかったです。 機械の操作にも慣れ、調査の実施形態にも慣れることができました。 本番を行う時は3年生です。 少し成長した生徒たちの解答が楽しみです! 2学年 鎌倉校外学習立志式の翌週から班員と一生懸命考えたコースを班で巡り、古都鎌倉を散策しました。 東京では見られない風情あるお寺や神社を見学し、日本の素晴らしさを体験しました。 東京に大雪警報が出てしまったため、急遽行動時間を短縮し、早い時間に鎌倉駅に集合しましたが、どの班も笑顔で戻ってきました。 寒い中でしたが、班で協力し、実りある校外学習となりました。 さあ次は、いざ、京都! いざ伊勢! 学びのキャンパスプランニング講師の自己紹介やSDGsの話を絡めながら、国際協力の仕事の話へと進み、 NGOやJICA海外協力隊など、生徒が一度は聞いたことのある団体名も出てきました。 国際協力というと、規模が大きいかもしれませんが、身近なところから行動してみる大切さを学びました。 今を生きる中学生が社会にでる頃は、仕事の種類も多くなり、さらに多様な社会になっていくことでしょう。 「将来、どんな仕事に就きたいですか?」 この質問を通して、改めて今の自分を知り、未来を考えるよい機会になったと思います。 立志式立志式とは、「元服」にちなんで15歳(数え)を祝う行事です。 一人の人としての「志」を立て、自分の将来を前向きに考えるための機会となります。 本校では立志式にあたり、一人ひとりが作文を書き、 「座右の銘」である四字熟語を色紙に書きました。 生徒たちにとって、今までの自分を振り返り、 これからの自分を見つけるよいきっかけになりました。 式典では、各学級を代表し5名の生徒が立志の作文を披露しました。 厳粛な雰囲気の中、立派な態度でそれぞれが将来に向けての決意を発表することができました。 最後に学年合唱と校歌斉唱を行いました。 コロナ禍となってから合唱の制限があり、校歌を歌う機会がなくなってしまいましたが、立志式で久しぶりに歌うことができ、保護者や教職員に聞いてもらうことができました。 成人年齢が18歳になり、成人が近づいています。 生徒たちにとって大人への第一歩を踏み出す、良い式となりました。 3学期始業式始業式で、校長講話では、 「今日、皆さんは、新しい年に決意をひめて登校したことと思います。 「今年は是非こうしたい」と考えることは大切なことです。 まだの人はこれから是非考えてください。 でも考えるだけではダメです。 実行しなければ何にもなりません。 ではどうすれば実行できるでしょうか? 私がよくやった方法を紹介します。 自分がこうしたいと思っていることを 他の人(親、友達、先生 誰でもいいです。)の 前で宣言することです。 そうすると、イヤでも実践せざるを得ません。 勿論、全てうまくはいかないですが、 内に秘めていて、 誰にも宣言しないよりは結果はよかったと思います。 口に出すというのは結構勇気がいることですが、 皆さんもやってみてください。 」 という話がありました。 ぜひ、内に秘めず宣言をしてよりよい一年にしてください。 クリスマスイベント42.195kmリレークリスマスイベント42.195kmリレーを行いました。 昨年度の記録は1時間55分30秒でした。 今年は47人の参加でがんばりました。 陸上競技部、野球部、男女バスケットボール部、男子バレー部、ソフトテニス部、バドミントン部でした。 結果は・・・ 1時間55分12秒でした。 18秒更新をしました。おめでとうございます! そして、お疲れさまでした。 2学期終業式終業式では、校長先生から 「一年間の中で一番長い2学期が終わりました。 2学期は色々な行事があり 皆さんもさぞ忙しかったことと思います。 さて今年は17日間という長い冬休みになります。 その気になればかなりのことができる時間だと思います。 逆にその気にならなければ ただただ時間が過ぎる17日間になってしまいます。 冬休みは、家族と過ごす時間が多くなると思います。 手伝えることはたくさんあるはずです。 進んで手伝いをしましょう。 そして、しっかりコミュニケーションをとり、 有意義な冬休みを送ってください。 」 という話がありました。 手話部の生徒が手話通訳も行い活躍していました。 さらに、数多くの表彰も行われ、 2学期がとても充実したものであることを物語る終業式でした。 よい冬休みを過ごし、 よい新年をお迎えください。 2学年伝統工芸 江戸指物−箸づくり−最初にビデオを見たり、親方の作品を紹介していただき、 江戸指物について学びました。 その後の実際の体験では、 四角の箸をかんなで削り八角にする作業をしました。 生徒たちにとって初めての体験でとても生き生きと楽しそうに削っていました。 また親方とのコミュニケーションも子どもたちにとってはいい経験となりました。 マイ箸を作り終えた後は豆つかみに挑戦! マイ箸を使って10個の豆を何秒でお皿に移せるか?! みんな一生懸命世界記録7秒に挑戦していました。 「かんながけを初めて体験しましたが、とても楽しかったです。」 「分からない時は親切に教えていただいたので、助かりました。」 「家に帰ったら、親に自慢して使いたいと思います。」 「貴重な体験を教えていただき、ありがとうございました。」 生徒たちの感想からは、 箸づくりを通しての感謝や喜びの言葉がうかがえます。 とても使いやすい箸です。 大切に使ってください。 12月14日大江戸清掃隊落ち葉がピークを迎えたこの日、 いつものゴミ拾いに加えて落ち葉拾いのチームを結成し、 学校周辺をキレイにしました。 毎日通う道がキレイになると気持ちがいいですね。 道にゴミを捨てないようにするのはもちろんのこと、 地域を自分たちでキレイにする活動に今後も取り組んでいきます。 3学期の大江戸清掃隊では、1年生が活動します。 1年生のみなさん、生徒会本部役員と共に地域に貢献しましょう! 道徳授業地区公開講座公開授業では 1年生は「公平とは何か」 2年生は「調和のある生活」 3年生は「世界平和と人類愛」 5組は「ありがとうの力」 を主題名に教材や発問を通して考え グループで対話し、クラスで共有しました 授業の終末では 「一人一人が幸せであることが大切」 「自分たちができていないからこそ提案したのだと思う」 など、自分の考えを述べることができていました 公開授業後の意見交換会では 教員と保護者16名が参加して 東京都教育委員会の指導主事を講師に 「道徳」について意見交換を行いました 後半は、視聴したDVDのドラマの内容を受けて 「子供が人との関わりにおいて大切にしてほしいこと」 「子供の人間関係が悪くなったとき、大人として何ができるか」 をテーマに小グループでざっくばらんに話をすることができました 道徳は、学校だけではなく 家庭においても、地域においても 子供たちが考え、子供たちと大人が対話することで 子供たちと一緒に物事に向き合う機会です 人権学習発表会今年度の人権教育では 1年生は「外国人」 2年生は「ハンセン病患者等」 3年生は「同和問題」 を設定し、全校で学習を進めてきました 都内外の関係機関の方々から話を聞いたり 更に深く調べたり体験したりしたことを 個人や班でまとめ、学級で発表をしました 人権問題の背景や実際等を知るだけでなく 正しい理解、何が大切なのか、 今の自分たちはどう行動したらよいか を考える学習ができました 全校で取り組んだ人権標語や、レポート 革細工のペンケースなどの作品もホールに展示しました 柏葉中学校では、人権学習を通して 「認め合い、支え合い、自ら考え、行動できる」 生徒の育成を目指して取り組んでいます 球技大会に出場しました12月1日、墨田区合同球技大会に参加しました。 ポートボールとバスケットボールの試合を通して、墨田区の特別支援学級設置校5校と交流しました。 柏葉中学校では、この大会のために、体育の授業などで日々練習を積み重ねてきました。 結果は ポートボール優勝と3位 バスケットボール準優勝 という好成績で終えることができました。 しかし勝つことだけがすべてではありません。 目標に向けて努力したこと 仲間と協力してプレーをしたこと 悔しい思いを練習につなげたこと 諦めずに挑戦し続けたこと それらすべてが5組の成長です。 これからの学校生活でも、この経験を通して成長したことが発揮されることを期待しています。 3学年人権教室法務省人権擁護委員・東京都人権擁護委員連合会から講師の先生をお招きし、災害被害者への差別をテーマに人権について考える授業を行いました。 「温かさを分け合って」という動画を視聴して 生徒はそれぞれの意見を話し合いました。 物語では、主人公が東日本大震災により福島を離れ 親戚の住む地域に避難してきました。 その中で、偏見や差別、風評被害について 体験したり感じたりしたことの内容でした。 この物語は、人権作文コンテストで入賞した作品をもとに作られています。 それだけに、実際にあった話で、 考えさせられることがたくさんありました。 生徒からは、 正しい情報を知ること、正しい知識をもつことが大事だと思った。 お互いのことを思いやる、わかり合うことが大切だと思った。 全員が平等だと思うこと、人と人が認め合うことで差別が無くなると思った。 といった感想が発表されました。 「人権とは何か」、 「誰もが幸せに生きていけるようにするためには」と 深く考える授業となりました。 |
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