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オーケストラの鑑賞に出かけました

公開日
2025/12/03
更新日
2025/12/03

根岸小日記

12月3日(水)


文化庁が主宰する「文化芸術による子供育成事業」を活用してこの日、新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏を6年生が鑑賞に出かけました。

チャイコフスキーの「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」など、子供たちにとっても馴染みのあるクラッシック音楽をオーケストラの生演奏で聴くことができるという大変貴重な機会でした。

映画「となりのトトロ」のテーマ曲である「さんぽ」を演奏しながらオーケストラを形づくる管楽器と金管楽器、打楽器と木管楽器をそれぞれのパートごとに紹介をしてくださるコーナーもあり、昨年度の音楽鑑賞教室に引き続き、オーケストラへの興味や関心が高まる体験活動となりました。

また、この日は我が国の伝統文化である雅楽との共演もあり、その革新的な試みに驚く場面もありました。雅楽の楽器とオーケストラの楽器がコラボレートしたドボルザークの「新世界より」の第二楽章(「遠き山に日は落ちて」)は、5年生のときに霧ヶ峰移動教室のキャンプファイヤーが始まるときに皆んなで歌った曲でもあり、その幻想的な調べに聴き入っている児童の姿も多く見られました。


この楽団には本校の保護者の方が御在籍されており、この日も舞台の上で素敵なヴァイオリンの音色を聴かせてくださいました。

開演前に根岸小学校の観覧席においで下さり、様々なお話をしてくださったり、終演後にもすぐに舞台裏から観覧席においで下さり、御自身のヴァイオリンを間近で見せてくださったり、弓に触れさせてくださったり、こちらもとてもよい体験になりました。

一人一人の楽器の音が集まってひとつの大きなハーモニーを創り出すのがオーケストラの魅力です。

同じようなことは子供たちの生活にも言い換えることができます。

クラスの一人一人、学年の一人一人の力が集まることで一人ではできない大きな「ハーモニー」を築き上げることができます。

この日、貴重な体験をした6年生の皆さんには小学校生活の集大成となるこれからの卒業関連行事に向けて、78人全員で協力してすてきな思い出をつくってほしいと思います。

新日本フィルハーモニー交響楽団の皆様、すてきな時間をありがとうございました。


保護者の皆様におかれましては、本日の校外学習にあたりお弁当の御準備など御協力いただき、ありがとうございました。