6年生図工「紋切りを楽しもう」
- 公開日
- 2020/07/17
- 更新日
- 2020/07/17
専科の先生より
「紋切り遊び」を知っていますか?
折り紙のような正方形の紙を折って、型紙通りに切り抜いて「紋」の形を切るものです。
なんと、江戸時代の寺子屋の教科書にも載っていたのだとか。
町の人々は、切ってつくった「紋」や「文様」を生活で使う身近な物(提灯、手ぬぐい、着物など)にデザインし、楽しんでいたのだそうです。
自分の生活を、自分でデザインして楽しむ!粋ですね!!
今回、6年生は型を使った「紋切り」だけでなく、折った紙に自分の名前の一部や漢字をデザインした「オリジナル紋切り」にも挑戦しました。
正確に折って、重なった紙を正確に切り取る、細かい作業です。
開いたときに美しい文様になっていると嬉しいのですが、なかなか1度ではうまくいきません。どこがよくなかったのか、どうして思うような感じにならなかったのか、考えて、確かめてつくり進めました。
出来上がった紋は、白い紙の上にレイアウトしてラミネーターで固定して飾れるようにしました。
帰宅後、自分で紋を調べて、さらにつくってくれた人もいたそうです。
生活の一部を彩るものや、楽しみの一つとして心に残ってくれたらとてもうれしいです。