2月6日 今日の給食「2月5日は初午」
- 公開日
- 2023/02/06
- 更新日
- 2023/02/06
今日の給食(令和4年度)
〜今日の給食〜
○五目うどん
○いなり寿司
○畑菜のからし和え
○牛乳
〜もぐもぐ通信〜
昔は、日付を干支で数えており、2月の最初の午の日を「初午」といいます。今年は2月5日にあたります。
初午には、豊作や開運を願って、各地の稲荷神社で盛大にお祭りが行われます。農耕の神様をまつる稲荷神社は、昔からとても身近な神社でした。今では商売繁盛などを祈って、稲荷神社のおつかいとされるキツネの好物の油揚げをお供えします。
また、それにちなんで稲荷ずしを作ることが多く、関東地方では稲荷神社にちなんで米俵の形に、関西地方ではキツネの耳を模って三角の形にいなり寿司を作るそうです。今日の給食では関東風の米俵の形にしました。
初午は地域によって行事食があり、栃木県では「しもつかれ」を作ります。江戸時代、天災が続き食べるものに困ったとき、正月の残り物である鮭の頭や、冬に収穫できる大根やにんじん、節分の豆まきで残った大豆などを煮てしもつかれを作り、飢えをしのいでいたそうです。そこから、天災がこないように、食べるものに困らないよう祈り、しもつかれを作るようになったそうです。
岐阜県では、「初午だんご」を作ります。これは、蚕の繭を模っただんごで、養蚕の豊作を願って作られました。
また、今日の給食に出ている「畑菜のからし和え」も行事食で、京都で初午に食べられます。今回、八百屋さんが特別に京都から畑菜を取り寄せてくださりました!
子供たちには、動画を通して初午と行事食について伝えました。