園長挨拶
園長あいさつ
大正幼稚園長 北村恵です。
大正幼稚園は今年度75周年を迎え、「自然とのふれあい」「地域とのつながり」「家庭との連携」を大切に教育を行っています。
園内は自然環境が充実していて、アンズ、ビワ、イチヂク、ブドウ、カキ、姫リンゴなど、実のなる木がたくさんあります。モンシロチョウ、アゲハチョウ、ツマグロヒョウモン、アオスジアゲハなどのたくさんのチョウチョウやトンポ、カマキリ、時にはアマガエルやヤモリにも出会うことができます。
園で飼育している、モルモット、ザリガニ、亀、カブトムシ、カタツムリ、ヤゴ、鈴虫、めだか、アカハライモリなどの様々な生き物とも触れ合うことができます。
春に親子や学級で野菜の苗を植え、毎日手入れや水やりをし、夏には大きく育ったナス、キュウリ、ミニトマト、オクラ、ピーマンなどを味わうことができます。
食育活動にも力を入れていて、子供たちが自分で皮をむいたり、調理をしたりした野菜を食べる体験を通して、野菜のにおいや手触りを確かめたり、身近な野菜に関心をもって苦手な物も少しでも食べてみようとする気持ちを育てたいと考えています。
今年度も園でできた野菜や果物を食べる経験を重ねていきます。
家庭ではできないような本物と出会う体験も大切にしています。全園児が行う和太鼓ワークショップや、5歳児が経験する書道・茶道など、子供たちが本物に触れ、諸感覚を働かせた豊かな体験ができるような機会をつくっています。
今年度も、チーム「大正」という誇りをもって、教職員一丸となって子供たちがワクワク学べる幼稚園をつくっていきます。
どうぞ、ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
<今年度の教育課程の重点>
令和5・6年度台東区教育委員会研究協力園としての成果を土台に、一人一人の幼児理解を丁寧に行うとともに、幼児が遊びの中で自ら課題を見付け、自分なりに試したり工夫したりできるような環境や援助について研究を深めていく。また、幼稚園の自然を生かし、動植物に対して興味関心を高めながら、自分なりに考えたり調べたりする楽しさを感じられる様な環境や援助を工夫する。
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