積み木を運ぶ
- 公開日
- 2022/02/09
- 更新日
- 2022/02/09
金竜ニュース
2月9日
今日もオリンピックは続いています。
うさぎ組のスケートリンクでは、みんなでポーズ!
本物の選手の活躍が刺激になっていることを感じます。
りす組にもたくさんスケート靴が並びました。
「私のには、ハートがついているの」
と、思い思いに作って楽しんでいます。
ぞう組でも新たなスキーやスノーボード選手が増えました。
「大会にしよう」と決め、大会をしきる人や「今のは後ろ向きすべりでしたね」と解説する人が出てきたところも、年長児らしい姿です。
さて、りす組にはすてきなおうちができていました。
「ソファ作ったんだよ。(お茶を)飲む時間だよ」と家族になっている友達を呼んで、一緒に飲んだり、「ここはキッチン。今日はラーメンね」と家の中にある部屋を作ってごはんを食べたりすることを楽しんでいます。
家を作る積み木を運ぶとき、長い積み木は2人で運ぶというルールがあります。
そのルールを知っているAさんは、一緒に家を作っていたBさんの顔を見ました。
しかしBさんはAさんの視線に気付きません。
そのことにすぐに先生が気が付いて、「Bちゃん、Aちゃんが一緒に運びたいんだって」と仲介しました。
Bちゃんはその声でAちゃんの思いに気付き、2人で一緒に運ぶことができました。
また、別の家でも長い積み木を運ぶことになりました。
Cさんが運ぼうとする姿を見て、Dさんが一緒に運ぼうとやってきましたが、1人で運びたいCさんは「1人で持てる!」と言い、持ち上げてみせます。
そして1人で運ぼうとしてみましたが、積み木は全部持ち上がりませんでした。
ここでも先生が2人で運ぶと軽くなること、安全なことを教えてくれて、2人は納得して運ぶことができました。
運びたいときは友達を呼ぶこと、2人で持つと安全で速いこと、落とさないような安全な持ち方があること…
積み木を運ぶ中にもたくさんの学びがあります。
改めて遊びの中で学んでいく大切さを感じました。
また「1人でできる!」「1人でやりたい」という思いをまずは出すことも大切なことだと思います。思いを出すからこそ、次にどうするか考えることができるからです。
このような経験が、年中、年長になったときにもっと重い木の中型積み木、大型積み木になったときにも、自然に2人で運ぶ姿につながっています。