3歳児の遊び(参観補足)とライブ
- 公開日
- 2022/11/17
- 更新日
- 2022/11/17
金竜ニュース
11月17日
今日は3歳児の参観1日目でした。
事前にお知らせしたように、まわりの環境に敏感な3歳児は大人がいっぱい保育室にいる「いつもと違う」状態だったことで興奮したり、おうちの方が気になって遊びだせなかったりということもありました。
それでも、いつもどのように過ごしているのか、園生活の一端を見ていただけたのではないかと思います。
おうちの方が帰った後は、また新しい遊びを始めたり、うさぎ組さんの遊びに招待されたりしながら遊んでいました。
よく「なかよく遊べていますか」と質問を受けます。
3歳児のこの時期、「ダメ!」と言われることがたくさんあります。
「まだ使っている」「そばに置いておきたい」「また使おうと思っている」…子供たちはいじわるでダメと言っているのではなく、様々な「ダメ」の理由があります。
その思いを伸び伸び出せるりす組さんも、言いたいけれど言えないでいるりす組さんもいます。
教員は1人1人の思いを「〜なんだね」と受け止めて相手につないだり、「こうなんだって」と代わりに伝えたり、「わたしも使いたい、交代して」と直接的に言ったりしながら、思いの出し方や受け止め方を知らせています。
今はまだ1人で言えなくても、先生と一緒に言う経験を積み重ねていくことで幼稚園を修了するときにはしっかりと自分の思いを伝えられるようにしていきますので、ご安心ください。
そして、思いがぶつかり合う場面はとても大切です。
いつもケンカせず、なかよく遊んでいることよりも、思いを出し合い、ぶつかり合いながら相手の気持ちを知り、自分の行動を変えていく。
このような経験をさせたいと思います。
今日の場面で言えば、三輪車の場面、おうちに入れてもらえなかった後に入れた場面などです。
ケンカになった後は、友達との関係がより深くなっていきます。
「一緒に遊んで楽しかった!」と思えるように、教員も関わっていきたいと思います。
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さて、ぞう組はこのところ、大太鼓や小太鼓を使って、ダンスの曲にリズムをつけて楽しんでいます。今日はシンバルも増えました。
交代しながら、とても楽しく演奏したり、踊ったりしています。
それを見たり聞いたりしていたうさぎ組では、昨日楽器が出てくる絵本を見たこともあり、ギターやシンバル、たいこを作って「ライブ」が始まりました。
たくさんのギタリストやドラマーがかっこいい演奏を見せてくれました。
DJも大活躍です。