日々の様子

蛇口の印の色は?

公開日
2021/06/10
更新日
2021/06/10

金竜ニュース

6月10日

数日前からぞう組に銭湯ができています。
家の近所の銭湯のイメージのぞう組さんもいれば、ホテルや旅館の大浴場、またはスーパー銭湯や絵本のイメージの人もいます。

洗い場に脱衣所、体重計(1000キロまで測れるようです)、お風呂上りに飲む飲み物の自動販売機、など、思いつくものをどんどん作って楽しんでます。

お風呂に入ったり、掃除をしたり、動いて楽しみながら、必要なものを少しずつ作っていっています。

今日は洗い場の蛇口を増やしていました。
見ると、青と赤のシールが貼られています。

「こっちがお湯ですか?」
と聞いてみると、作っていたぞう組さんはどちらも青い色の蛇口を示しながら、
「これが水です」
「これがお湯です」
と言いました。

「うちのは青が水だよ」
「違うよ、赤が水だよ」

言い争いになり、うーん。と困った2人は「幼稚園の水道を見てみようよ」と実際に水を出してみました。
「やっぱり青は水だと思う」
「これは(ちょっとぬるいから)お湯だよ」


「お湯だと思って出したら水だったり、水だと思って出したらお湯だったりすると、お客さんはびっくりしちゃうねぇ」と言うと、

「そうだ!こっちは水って書いておけばわかるんじゃない?」
「いいね!そうしよう」

話がまとまりました。
「み、ってどうやって書くんだっけ」
2人で一緒に楽しそうに「みず」と書いて、蛇口のそばに貼っていました。


解決方法はいろいろあります。
その中で、2人が「これ!」と納得できる方法を見付けていくことが大切です。

5歳児の遊びでは、1人1人の思いを出し、ぶつかり合いながら、考えをすり合わせていける経験を積み重ねていけるように考えています。