遊びの場を作る
- 公開日
- 2021/07/05
- 更新日
- 2021/07/05
金竜ニュース
7月5日
うさぎ組さんが、家の屋根を作っていました。
写真のような見事な三角形。
すべて、三角の中型積み木で作っています。
積み木同士が支え合っているため、ぐらぐらせず、しっかりとした作りになっています。
すごいアイディアですね。
「だれか、こっち持って」(だれか、ではなく、〇〇ちゃん、と呼ぶとすぐに来てくれることも学んでいました)と呼んだり、「ここは壁にしよう」「こっちは窓にしよう」とイメージを言葉で出したりしながら作っていました。
これまでのように「こうしたい」という1人1人の思いが、「こうしたい“ね”」と、友達と共有されるようになってきています。
すべり台のための階段を作っていたうさぎ組さんでも、「こんな階段にする」というイメージが共有されているようでした。
遊戯室では、ぞう組さんがアスレチックを作ろうと、はしごやビーム(一本橋)を運んでいました。
始めのうちは、みんなで運んで、みんなで1つのところを組み立てて、とみんなが同じことをしていましたが、しだいに、先にはしごをかける巧技台を運んだり、マットを用意したりする姿が出てきて、「効率のよい」作り方をするようになっていきました。
見通しをもっているところが、さすが年長組です。
りす組のころから、積木や巧技台を使った遊びを繰り返し遊んでいます。
この経験が積み重なって、場作りの楽しさを味わったり、工夫したりする姿につながっていくのですね。