「これはドーナツなんだ！」

3歳児りす組では、自分なりにあるものを見立てて遊ぶことを楽しむ姿が見られます。

ある日、教師がテーブルの上に丸くて真ん中に穴があいている画用紙をいくつかおいておきました。登園してきた子供たちは、「これ何？」と言いながらも「もしかしてドーナツ？」と言って、さっそくドーナツにトッピング（クレパスで色を塗る）を始めました。「私はイチゴが好き」「チョコもある」など、自分の食べたいドーナツを言いながらドーナツに色を塗っていました。ドーナツが出来上がると、お皿に並べて「おいしい」と言って食べたりフライパンに入れてあげたりしていました。同じ場にいる友達と「ドーナツおいしいね」と嬉しそうに食べている姿も見られました。

３歳児は何かを見立てて遊ぶことが楽しい時期です。様々な形やものを自分なりに見立てて遊ぶおもしろさをたくさん味わっていきたいと思います。