手作り絵本の読み聞かせ
- 公開日
- 2025/06/03
- 更新日
- 2025/06/03
金竜ニュース
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最近、4歳児うさぎ組で絵本作りをしている子供たちがいます。サインペンで自由に絵を描いて、本の形にして、お話をしに来てくれました。「あのね、かぞくが車に乗っていて走っていたら、大きな恐ろしい恐竜が出てきて、追いかけてきたの。だから、ぶーんぶーんぶいーんと車がすごい速さで走って、逃げ切りました。おしまい」その子のお話を聞きながら、「そう思ってサインペンを走らせていたんだなあ」と嬉しい気持ちになりました。「表現」はその子なりであることが素晴らしいと思います。上手にかけなかったらどうしよう…ではなくて、頭の中に想像しながら楽しそうに筆を走らせて、まさに、自分の内面を外に表すことを楽しんでいます。「表すことは心地よいことだ」という原体験を多く積み重ね、遊びや生活で様々な表現=文化に触れることが、小学校にも、そしてそれ以降の大人時代の「表現力」にもつながっていくのだと思います。今の素朴な「表現」を一緒に楽しみ、広げ、大事にしていきたいです。
この後2.3日かけ、新作を作って先生たちや全クラスのお友達に、絵本屋さんをしに回っていました。自分を表現し、他者に伝える「表現力」を育んでいる子供たちです。