1㎥ って、どのくらい…?直方体の体積の面積=たて×横×高さ というのは、小学校4年生(3学期以降)の人ならば分かっていることです。 たて3m 横4m 鷹さ2m であれば、3×4×2=24㎥ ということになります。 ノートの上では公式さえ分かっていれば、すぐに解ける問題です。 では、この24㎥が実際どれくらいの大きさかというと… この日5年生のある教室では、担任の先生の手づくりの教材で1㎥がどれくらいの大きさかということを体験的に学びました。 1m定規を12本使って担任の先生が作成した1㎥の直方体 24㎥だと、たてに3個、それが横に4列あって、2段積みあがると…教室に入るかな? 「入ります」、「いや入らないのでは」… 実際に1m定規を足していってみると… 「ちょうど教室の半分くらいですね」 ただ単に教科書の問題で24㎥と回答するのと、実際に24㎥がどれくらいの大きさかを体感すること、これは大きく異なります。 この日、この学級で学んだ子供たちは、先生手づくりの、あの1㎥を基準としてこれからの問題を解いていったり、生活に役立てていったりするのだと思います。 この授業は2時間目だったのですが、5時間目のはじめに再びこの学年に行くと… オープン・スペースに、先生のつくった1㎥の直方体の横にもうひとつ1㎥の直方体が付け足されていました。 夢中になって1mの定規を付け足している子供たちの姿が目に浮かびます。 |
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