１学期末に１年生と６年生の交流がありました。入学当初は毎朝６年生が１年生の教室に行って、ランドセルの片付けを手伝ったり、遊んであげたりしていました。それ以来１年生と６年生はなかよしです。休み時間に６年生が１年生の教室に行って遊んであげることもありました。まだ学校に馴染めずに登校時にめそめそしている１年生の手を引いて、励ましながら教室まで送ってあげることもありました。とても優し６年生です。
　６年生はまず学級会で、交流会では何をするか、１年生が楽しめるようにどうしたらいいかを話し合いました。「ドッヂボールでは１年生は２回までは当たってもいいことにする」など、真剣に話し合いました。６年１組は１年１組と、６年２組は１年２組と体育館で一緒に遊びました。陣取りゲーム、玉入れ、ドッヂボール・・と６年生が司会・進行役を務めて、楽しく遊びました。１年生が楽しんでいる姿を見て、喜んでいる６年生の姿が印象的でした。
　本校は『豊かな関わりから互いのよさを認め合い、自分や他者を大切にする子供の育成』というテーマで人権教育を推進しております。とはいえ、ここ数年、新型コロナウイルス感染症のために、人と人との関わりができない状況が続きました。今年度は新型コロナウイルス感染症が５類になったこともあり、１年生と６年生との交流をはじめ、２年生が１年生に教えてあげる学校探検、１年生と幼稚園の交流など、様々な関わり活動を行っています。全校児童が集まっての音楽集会、体育朝会も行っています。様々な関わりをもつことで、相手を思いやる優しい心を育んでまいります。