全学年新校舎での生活が始まりました。

「前を見て、遊ばず帰りましょう」

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3月6日(水)

職員室にいると、様々な学年の、様々なお子さんが「今、お時間よろしいでしょうか」と訪れる場に立ち会います。内容は…
「通学路の危険な場所を教えてください」
「通学路にごみがたくさん落ちているのできれいにしたいです」
「校舎内を走っている人が多いので、ポスターを貼っていいですか?」
「階段でふざけている人がいるので、ポスターを貼っていいですか?」
「地域の良いところを紹介したいので、ホームページ上で紹介してもいいですか?」…
等々、様々な「お願い」が寄せられます。
これらはすべて、ドリームタイム(総合的な学習の時間)で子供たちが考え、意思決定し行動にうつしているものです。もちろん、担任の先生の了承を得ているものばかりです。
この日は、これまでと違ってこういった「お願い」がありました。

子供:「先生、帰り道に寄り道をしたり、遊んだりしている人がいます。わたしたちでそれをやめさせたいので、下校のときに、この紙を持って玄関に立ってもいいですか?」
教員:「それは良いアイディアだと思うのですが、それができますか?授業を早く終わらせることはできませんよ」
子供「分かっています。授業が終わったら、ぱぱっと帰りの支度を終わらせて玄関に行きます」
教員「帰りの会もありますね」
子供「帰りの会もぱぱっと終わるように、担任の先生に言います」

すごい決断力と行動力です。
よく聴いてみると、このお子さんたちは5人くらいのグループで、この活動を計画しているようで、順番に玄関に立って注意喚起をするようです。
登下校中に事故がゼロになるように、子供たちの呼びかけが始まります。

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