１２月３日（水）

この日、台東区教育研究会音楽科部会の研究授業が本校で行われました。

来年１月に東京都小学校音楽科研究会の研究授業が本校で行われるために、この日は文部科学省からも音楽科教育の専門の先生が御来校され、本校４年生の授業の様子を参観してもらいました。

台東区以外にも東京都小学校音楽科研究会に所属する先生方も御来校され、たくさんの大人に囲まれながらも４年生の子供たちは普段通りの学びの姿を見せてくれました。

ノルウェーの作曲家エドヴァルド・グリーグが作曲した「山の魔王の宮殿にて」という曲について、音色、速度、旋律、強弱の観点から鑑賞し、その工夫について考えるのがこの授業の学習のねらいでした。

タブレット端末を使い、グループの４人が同時にイヤホンで聴くことができるような場の設定（「イヤホンスプリッター」という器具を使用）がなされていたために、子供たちは自分たちのペースで繰り返し鑑賞し、感じたことを意見交換することができていました。

正直に申し上げて、こんなに斬新な、革新的な音楽の授業は観たことがありませんでした。

台東区教育研究会音楽部の先生方、東京都音楽科研究会の先生方の皆様の御指導と御尽力

本校音楽専科の日々の授業づくりと、４年生の子供たちの頑張りで、とてもすてきな授業でした。