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演劇鑑賞教室がありました

公開日
2023/12/07
更新日
2023/12/07

根岸小日記

12月7日(木)

(写真は、台東区教育委員会から提供を受けたものです)
この日、浅草公会堂で「台東区立小学校演劇鑑賞教室」が行われました。
これは、小学校19校が午前と午後に分かれ6年生児童が、台東能の会の皆様による能と狂言を鑑賞する大変貴重な機会です。台東区ならではの教育活動、今年も6年生が観劇をさせていただきました。
最初に根岸小学校のすぐ近くに御在住の能楽師の方(毎年「学びのキャンパスプランニング」で6年生に能楽体験の授業をしてくださっている方です)から、能と狂言についての基本的なお話をうかがいました。
5色の幕の色の意味や、能楽の歴史について学び、日本の伝統文化に対する興味を高めました。
狂言は国語の学習でも学んだ「柿山伏」を鑑賞、能は「船弁慶」を鑑賞しました。

「『船弁慶』では源義経役の方が小学生と聞いてびっくりしました」
「少し難しかったけれど、貴重な体験ができてよかったです」
「いつもの浅草公会堂の雰囲気とは違い、歴史を感じました」

650年以上も受け継がれてきた伝統芸能
「先日、根岸小学校さんが創立150周年を迎えられましたが、その4倍もの長い歴史があるのですね」
そう御紹介いただいたときに、子供たちは大変喜んでいました。
今後またどこかで能楽にふれることもあるでしょう。そのときは、この日のことを思い出してほしいと思います。
8年後、「20歳を祝う集い」で浅草公会堂でまたみんなで顔を合わせることになるでしょう。そのときは、この日のことも含めた楽しかった小学校生活を思い出してほしいと思います。

台東能の会の皆様、素晴らしい御公演をありがとうございました。