「習ったことを生かして問題をときました」
- 公開日
- 2024/10/08
- 更新日
- 2024/10/08
根岸小日記
10月8日(火)
授業力向上のために2年間の研究に励む東京教師道場
以前からお伝えしているように、本校ではリーダーが1名、2年目の部員が1名、1年目の部員が1名在籍しています。
この日、2年目の部員の先生の授業研究がありました。
私ども教員は授業をつくる際に「学習指導案」というものを作成しています。
これには、学習材の内容や、目標、評価規準、指導をするにあたり大切にすべきことなどを指導者が考え、指導方法や具体的な指導の内容が書かれています。
この日、授業研究を行った先生の、この45分間にかける思いが大変強く、「参考書のような内容」の学習指導案が用意されました。
授業の内容としては
「先生が23円のあめを3個買いました。代金はいくらでしょうか?」
という問題の求め方を考え、クラスのみんなが理解できるように説明できるようになるものです。
前回までの学習で児童は、2×3、20×3、200×3 といった立式を体験しています。
今回は被乗数が「23」です。
子供たちは前回までのノートを見直して、その求め方をじっくりと考えました。
立式するだけでは先生はゆるしてくれません。
みんなに理解してもらえるように「説明」をすることが求められています。
個人でじっくりと考える時間、友達と意見交換をする時間、そしてどうしても難しい場合にはオープン・スペースで先生と対話をしながら問題解決を図る時間などがあり、一人一人の子供の学びを大切にしている素晴らしい授業でした。
「先生がヒントを教えてくれたから分かりました。みんなに説明?できます!!」
「習ったことを生かして問題をときました」
一回一回の45分の授業を大切にしている先生の授業準備、それに全力で応える子供たち
また、みんなで成長できました。