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学校日記

4年生「底力」

公開日
2021/03/29
更新日
2021/03/29

4年生より

「冬の間、桜は枯れているのか。」

理科の授業にて、このような問題が出されました。

一見すると冬の桜には、生命的な活動が見られません。

しかし、その梢を縦に切り裂いてみると、黄緑色をした瑞々しい断面が現れ、梢の先端には、小さな葉が幾重にも丁寧に折りたたまれていることが確認できます。

寒さの厳しい冬の間、桜の木はじっと耐えているわけではなく、
その生命は内側で躍動し、新たな季節に備えている。

そう感じさせられます。



4年生としての学習が終わりました。

楽しいことも、厳しいことも学びに変えて、子供たちは元気に成長してこれたと思います。


4年生最後の日、子供たちの表情には、充実感と爽やかさがありました。

なごり惜しそうに教室を後にする目には、涙が滲んでいる子供もいました。


頑張った一年間が、これからの支えになることでしょう。

胸いっぱいの希望を抱いて、新しい季節を歩んでいってほしいと願います。



保護者の皆様、これまでの教育活動へのご協力ありがとうございました。