4年生「感動のアンテナを張る」
- 公開日
- 2020/12/28
- 更新日
- 2020/12/28
4年生より
担任「最近何かに感動したことは、ありますか。」
児童「え〜っと・・・・ないです。」
国語「感動を言葉に」で、詩をつくる活動を行ったときのことです。
いざ「感動したこと」を問われても、なかなか思いつかないものです。
しかし、「当たり前」に埋もれた小さな心の動きも、言葉で切り取り磨けば輝きだします。
(以下、児童作品より抜粋)
・鐘が痛いと 泣いている
それでもわたしは 強くゴーン
・寒くはないと 言いはるが
体は寒いと 言うとるぞ
・朝、リボン結びの箱がとどいても
少しだけつまらないクリスマス
・もみじが地面に 散らばって
そよそよ風に 吹かれてた
まるでカニの 大群のように
・私は不思議でたまらない
女子には寝ぐせが無いのに
毎日、男子には寝ぐせがあることが
・ぼくは不思議でたまらない
勉強大変なのに
勉強終わると気持ちいいことが
・ぼくは不思議でたまらない
大人はビールを飲んでいるのに
子供はジュースを飲めないことが
詩には、児童が見て、感じた世界があります。
日常とは違う貴重な冬休み、
感動のアンテナを広げ、驚きで満ちた世界を感じてみて欲しいと思います。
私は不思議でたまらない
不可能であることを
可能にしようとすることが (『心の不思議』 児童作品より)
よいお年をお迎えください。