水難事故防止教室
- 公開日
- 2025/07/25
- 更新日
- 2025/07/25
できごと
+1
今年度の夏休みから、水泳指導に代わって実施している水難事故防止教室についてお知らせします。
写真は高学年対象のもので、高学年は最後の時間帯に「着衣泳体験」を実施しました。
夏休みは海や川など、水辺での自然体験をするにはとてもよい機会です。一方で、夏の水辺での事故は毎年のように報道されています。夏季水泳指導の実施が難しい気象状況が続く昨今では、水辺での事故に遭わないようなスキルを身に付けるためにも、本教室を実施することでそれを避けたいというねらいがあります。
万一、足が水底に届かないような場所で救援を待つ必要に迫られた場合、鼻と口が空気中に出る形で浮いて待つことが大事だと言われています。そこで本校では「背浮き」の練習を取り入れました。水泳帽子に児童の氏名が書かれているため掲載することができませんでしたが、背浮きができるようになるために友達同士で支え合う練習もしています。
続いて、救援が来るまでの間、身近にある物を活用して背浮きしやすくする体験をしました。大きい空のペットボトルを胸元や首のあたりに近付けて持つことで、何も無い状態よりは楽に背浮きできることが身をもって分かったと思います。
夏はさまざまな自然体験をすることで、知識や技能を身に付けてほしいと思っています。どうか、ご家族の皆様の目で温かく見守っていただきますようお願いいたします。